2021年11月24日(水)、埼玉パナソニックワイルドナイツは、埼玉県川越市、東洋大学とのラグビーフットボールを通じた地域振興等に関する協定を締結しました。
今年8月に埼玉県をホストタウンとして熊谷市での活動を本格的に開始した埼玉ワイルドナイツは、川越市と本市を拠点に活動する東洋大学との連携協定により、埼玉県内でより広く活動をしていきます。
本協定では、ラグビーフットボールを通じて、以下について、3者間での取り組みを実施してまいります。
- 地域振興に関すること
- 青少年の健全育成に関すること
- スポーツの振興に関すること
- 市民の健康増進に関すること
- その他、三者が協議し必要と認めたこと
コメント(敬称略)
■川越市 市長 川合 善明
「地域振興は日本全体の大きなテーマであり、それぞれの地域がもつ資源、特性を活かして、地域を活性化させようというものであります。本市では、“人がつながり、魅力があふれ、だれもが住み続けたいまち、川越”の実現に向けて各施策を推進しています。そのような中で、主体的に社会の課題に取り組む人材の育成を掲げ、地域活性化、災害復興支援活動等の社会貢献活動に取り組む東洋大学様、そして日本を代表するラグビーチームであり、「次代を担う子供たちに、夢を持つことの素晴らしさを伝える」をチームミッションに掲げる埼玉パナソニックワイルドナイツ様にはそれぞれが保有する人材・知見・ネットワークをご提供いただけると伺っており、本協定は、ラグビーフットボールを新たな切り口として、地域振興、青少年健全育成、スポーツ振興などの事業に取り組むことを通じて、市民サービスの向上、地域の活性化に資するものと期待しております。」
■東洋大学 理事長 安齋 隆
「わが大学には130年余りの歴史があり、川越キャンパスは60年前に開設し、市民の方々に本当に愛していただいております。皆様の応援をいただき、ラグビーをはじめ、野球や陸上競技等、川越市を拠点とする本学のスポーツは輝かしい結果を多く残してきました。今後も様々な場面で地域活性化に貢献していきたいと思います。本日は、このような協定を締結でき、大変うれしく思います。」
■パナソニック株式会社 スポーツマネジメント推進室 室長 久保田 剛
「今回、川越市様、東洋大学様とこのような協定を結ばせていただけるということ感謝申し上げます。
パナソニックがスポーツで何を目指しているかというと、ワイルドナイツ(ラグビー)、パンサーズ(バレー)、野球、女子陸上またガンバ大阪といったチームをすべて統括し、スポーツを持続可能な存在にするということを目指しています。
その中で、いわゆる企業スポーツを飛び出し、地域の公共財として、地域の皆様に根差していき、愛していただき、長く存在していく、企業と地域の皆様に広く支えていただくことで存在していきたいと思っています。その中でワイルドナイツは、我々にとっても非常に大切なチームであり、強いだけでなく、ユニークで芯のある選手が在籍しており、そのようなチームが企業だけではなく、地域の皆様に愛されるために何ができるかと考えると、試合興行だけでなく、広く埼玉県で何かできないか、という中で、川越市様、東洋大学様とこのような協定を結ばせていただけることに感謝しています。また行政だけでなく大学との3者連携協定に大きな可能性を感じています。東洋大学の5千人の学生そして川越市民35万人の方々が、様々な場面でワイルドナイツに接していただける機会ができれば、と感じています。」