Panasonic Sports

The Canberra Times(オーストラリア)にジャック コーネルセン選手の記事が掲載

2021年02月26日

2021年2月18日にオーストラリアの The Canberra Times にジャック コーネルセン選手の記事が掲載されました。
下記、和訳となります。

Japan rugby calling for son of a Wallaby

https://www.canberratimes.com.au/story/7132494/japan-rugby-calling-for-son-of-a-wallaby/

ワラビーズの息子は日本ラグビーに将来を見出す(著者:Murray Wenzel)

画像:今季ジャック コーネルセンは、ワラビーズではなく日本代表としてテストマッチへの出場を目指す
今季ジャック コーネルセンは、ワラビーズではなく
日本代表としてテストマッチへの出場を目指す

ジャック コーネルセンの父グレッグは、ワラビーズで歴史を作った人物です。今年26歳を迎えるジャックは、今季日本で4年目のシーズンを迎えるにあたり、現在は日本代表のジャージでのプレーを目指しています。

コーネルセンが所属するパナソニック ワイルドナイツは新型コロナウイルスの影響で1ヶ月の延期を経て、東京 秩父宮でリコーブラックラムズとのトップリーグ開幕戦を戦いました。トップリーグでは今シーズン、30名のオーストラリア人選手が所属しており、その内10名のワラビーズにはキャプテンのマイケル フーパーも含みます。ネッド ハニガンやウィル ゲニア、クエイド クーパーは、2部のトップチャレンジリーグでプレーしています。

1978年にイーデンパークで行われたオールブラックスとの試合でグレッグ コーネルセンが取った4トライは、これまで誰も達成したことのない偉業であり、今でもトランスタスマン(オーストラリア及びニュージーランドの総称)の人々の歴史にしっかりと刻まれています。ゴールドコースト生まれのジャック コーネルセンは、子供の頃から父や友人に倣ってワラビーズのナンバー8になることを夢見ていました。しかし、2017年にロビー ディーンズが率いるワイルドナイツで2週間のトライアルを受けたことで、その夢は変わりました。現在では日本代表への在留資格の条件をクリアし、選出が現実的になるのにつれて、夢が変わってきたと言います。

“オーストラリアで育つと、誰もが将来ワラビーズでプレーすることを夢に見ますが、日本に来てチャンスを貰えた事で、その夢が変わりました。今はワラビーズではなく、日本代表でプレーするつもりで準備しています。来日した頃はブリスベンでクラブラグビーをやっていて、初めは2週間のトライアルに来たのですが、日本でのラグビーが本当に好きだと気付き、今振り返ってみても非常に良い決断でした”とAAPに語りました。

2023年にフランスで開催されるワールドカップで、コーネルセンが日本代表としてワラビーズと対戦することになっても、父親が応援してくれる事はジャックにとって、とても大切な事です。

“父は僕が最初に日本に行くと伝えた時も、チャンスが目の前に現れたら掴みに行きなさいと背中を押してくれました。COVIDで最近生活は変わってきたけれど、日本のトップチームでプレーできていて幸せだし、私はここでの生活が好きです。”

パナソニックは2014年から元ワラビーズ監督のロビー ディーンズが率いており、今後も対戦相手にトヨタ自動車ヴェルブリッツで元オールブラックスのキャプテン、キアラン リード、元ワラビーズのキャプテン マイケル フーパーらと対戦することで、これまで以上に多くのオーストラリア人の目に触れるでしょう。

“パナソニックではデービッド ポーコックやベリック バーンズと一緒にプレーし、トップリーグでは毎週ワールドクラスの選手と対戦します。世界各国から来る様々な選手と共にプレーすることで、各国のトップレベルのラグビーを学べています。”

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