Panasonic Sports

Dai Sport(ウェールズ)にハドレー パークス選手の記事が掲載

2021年02月19日

2021年1月31日にウェールズのDai Sportにハドレー パークス選手の記事が掲載されました。
下記、和訳となります。

“Holiday Parkes” Loving Life In Japan . . . But Keeps His Phone On For Lions Call

https://www.dai-sport.com/holiday-parkes-loving-life-in-japan-but-keeps-his-phone-on-for-lions-call/

“ホリデー パークス”日本での生活を満喫 B&Iライオンズへの招集を期待(著者:Paul Jones)

画像:ハドレー パークスとジョージ クルーズ
ハドレー パークスとジョージ クルーズ

ハドレー パークスがトップリーグのパナソニック ワイルドナイツに移籍してから、ウェールズ代表は6試合を戦いましたが、その間にウェイン ピバック(ウェールズ代表監督)はパークスの穴を埋める為に4人の選手を起用しました。不動のセンター、ジョナサン デイヴィスと組む最適なパートナーを見つける過程において、ニック トンプキンス、オーウェン ワトキン、ジョニー ウィリアムズ、ジョージ ノースらがチャンスを得ました。しかし、昨年3月のイングランド戦でパークスがウェールズ代表での最後の試合に出場して以降、試行錯誤が続いています。

デイヴィスはウェールズ代表のセンターとして常に成功を収めて来ました。ジェイミー ロバーツとはウェールズ代表で46回、ブリティッシュ&アイリッシュ ライオンズで1回、その後はパークスとスカーレッツや代表でコンビを組みましたが、2020年以降はまだ最適なパートナーが見つかっていません。

現在パークスはウェールズから6000マイル離れた群馬県太田市で暮らし、ロビー ディーンズが監督を務めるチームで日本ラグビーに参戦しています。他の注目選手にはサラセンズやイングランド代表で活躍したロックのジョージ クルーズも所属しています。
ウェールズ代表はどの様にしてパークスが抜けた穴を埋めるのでしょうか。

“ジョナサン デイヴィスの功績は、歴代最高の選手の一人として、歴史に名を残すでしょう。特にこの夏行われる、自身3度目のライオンズツアーにも参戦したいと考えてると思います。彼が長い間スカーレッツや代表のために残してきた功績は本当に素晴らしいものでした。13番では間違いなく彼が世界最高のディフェンダーの一人ですし、攻撃面でも大きくて強く、強烈なハンドオフを得意としています。”

“ウェイン ピバックは、デイヴィスの良きパートナーとなれる候補を多く抱えています。ジョニー ウィリアムズはスカーレッツで良いプレーを続けてますし、ニック トンプキンスも昨年は素晴らしいシーズンを経験し、大きな可能性を秘めています。今年も昨年同様に良い状態なのが伺えます。オーウェン ワトキンも大きな可能性を秘めた選手で、オスプレイズの若いキーラン ウィリアムスとのコンビネーションについても度々話題に上がっているのを見ました。オーウェンは僕と同じタイミングでウェールズ代表に招集されたので、是非彼が成功する所を見たいですね。ジェイミー ロバーツもまだまだ素晴らしいプレーを続けていますし、彼は今後も素晴らしい活躍をすると思います。あと数キャップで100キャップに到達しますから、きっと目標にしているでしょうね。”

ワイルドナイツの開幕は2月20日のリコーブラックラムズ戦を控えており、パークスはクルーズと共にシックスネーションズの試合を観戦するそうです。かつての仲間達の活躍を遠い日本から応援します。

プロラグビー選手としてニュージーランドや南アフリカ、ヨーロッパでプレーしてきた33歳のパークスは、日本で始まる新たな冒険にワクワクしています。スカーレッツでは、チームメイトがこぞって彼のことを“ホリデー パークス”と呼んでいました。

パークスは群馬県太田市の新居から日本での生活について語ってくれました。“ラグビーワールドカップ2019で日本に来られたことは素晴らしい経験で、常に日本に戻ってきたいと思っていました。食べ物、文化、人々、私は日本のすべての虜になった”と言います。

“私は旅をするのが大好きで、人生における様々な経験を大切にしています。ラグビーを通じてチームメイトや様々な人々に出会えて本当に光栄です。ウェールズの名門スカーレッツでプレーできたことで、ヨーロッパをはじめ世界各地を旅することができ、世界でも有数の都市や国を訪れました。スカーレッツでは数日休みがあると、妻のスージーと共に飛行機を予約して頻繁に旅行へ出かけていました。そのことからチームメイトは僕のことを “ホリデー パークス”と呼んでいました。自分の好きなことを続けながら世界中を旅して、お金を貰えていることは本当に特別だと思います。”

約1年公式戦から遠ざかっているパークスは、2014年から16年にかけて3連覇したワイルドナイツで全力を尽くしたいと願っています。日本代表選手を数多く抱え、悲願に燃えるワイルドナイツに栄冠をもたらすことを誓います。

“ワイルドナイツはトップリーグで間違いなく上位に食い込むチームであり、他の上位5、6チームとの試合は非常にタフでPRO14の試合に匹敵するでしょう。トップリーグはシーズンを追うごとにレベルアップしています。オフロードが多く、速いゲームになるでしょうし、トップリーグに出られることはとてもエキサイティングです。あいにくボーデン バレットは私たちのカンファレンスにはいないので、うまくいけば決勝で彼と対戦できるでしょう。”

現状は60キャップのルールによって、ウェールズ代表には再選されませんが、パークスがロビー ディーンズ監督の下で活躍し、ピークのパフォーマンスを発揮できたらサプライズがあるかもしれません。

ウォーレン ガットランド(B&Iライオンズ監督)は、今夏に予定している南アフリカ遠征に向けて、パークスや2017年のライオンズ遠征でプレーしたジョージ クルーズの活躍に注目しておいた方が良いでしょう。

“ライオンズについてはたくさんの報道がありますが、あまり考えたことはありません。今は日本でプレーできていることを純粋に楽しんでおり、日本の名門クラブの一員でいられることを誇りに思います。私の電話番号がガットランドの電話帳のお気に入り登録されていることを祈りたいですが、きっとそんなことはないでしょう。”

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