1月13日、「第55回 日本ラグビーフットボール選手権大会」(兼トップリーグ総合順位決定トーナメント)の決勝が、東京・秩父宮ラグビー場で開催され、ワイルドナイツがサントリーに8-12で惜敗し、日本選手権、トップリーグリーグの優勝を逃しました。
満員の秩父宮
今年のトップリーグはサンウルブズ、並びに日本代表の強化期間・試合日程の都合により日本選手権も兼ねる大会となっておりました。
リーグ戦は16チームをレッドカンファレンス、ホワイトカンファレンスと2つに割り当て、各カンファレンスで1回戦総当たりのリーグ戦7試合と、別カンファレンスのチームとの交流戦6試合の合計13試合。ワイルドナイツはリーグ戦で圧倒的な強さを見せつけ、13勝無敗で勝ち進み「第55回 日本ラグビーフットボール選手権大会」(兼トップリーグ総合順位決定トーナメント)の出場権を獲得しました。
1月6日に行われた準決勝では、レッドカンファレンス2位のトヨタ自動車と対戦しました。一度、交流戦で対戦し43-16とワイルドナイツが圧勝。準決勝は厳しい試合となったものの、ワイルドナイツが17-11で勝利し決勝へ進出しました。
決勝戦で対決するサントリーは昨年二冠を達成しているチームで、今シーズンもレッドカンファレンス1位(12勝1敗)とワイルドナイツに最も力が拮抗していました。
決勝戦ではワイルドナイツはバーンズ選手やポーコック選手の負傷があったものの一歩も引かず、最後まで意地をみせ試合終了間際にトライを奪えば逆転の状況となり、敵陣ゴール前でプレッシャーをかけました。しかし攻めきれず、ワイルドナイツのノックオンでノーサイドとなり8-12で敗戦となりました。
頂点を目指して
猛攻をしかける
チームを引っ張る布巻選手
会場を沸かせた福岡選手
プレッシャーをかける堀江選手
準優勝のトロフィー授与式
今シーズンのワイルドナイツは、タイトル獲得にはいたりませんでしたが、観る者たちを魅了し、圧倒的な強さをみせ、今シーズンを戦ってまいりました。皆さまからのあたたかい声援をいただきありがとうございました。