魚津市でベースボールクリニックを開催

9月30日、10月1日、パナソニック野球部は富山県魚津市でベースボールクリニックを開催しました。
2020年にスポーツを通じた連携協定を結んだ魚津市とは、今年6月にパンサーズ(バレーボール)、
7月にワイルドナイツ(ラグビー)がそれぞれスポーツ教室を開催するなど、
様々なスポーツの機会を魚津市の子供たちに提供しています。

魚津工業高校を会場に、UO-SPO-Pana festa2023と銘打ったベースボールクリニックには、魚津工業高校、新川高校、富山みらい高校の野球部員60人が2日間にわたり参加しました。当野球部からは、金森敬之監督、井上貴晴コーチ、横田拓也コーチが参加し、自主練習でも取り入れられるトレーニングの仕方からポジション別のスキル、実戦で使えるチームの連携プレー等、高校球児のスキル向上に日頃の指導力を発揮しました。

当日参加した魚津市の村椿晃市長は「魚津市はスポーツで地域を元気にする取り組みを進めています。その中心となるのがパナソニックとの連携協定。今日学んだことを皆さんの今後の活動に生かしてもらいたい」と挨拶しました。

ウォーミングアップの後は全員でベースランニング。各ベースの踏むポイントや走るコースをコーチのデモンストレーションを交えレクチャー。その後ポジションごとに分かれ、投手はプルペンで金森監督から一人ひとりへ投球を指導。内野手は捕球の体制や足の運び方、外野手はボールの追い方、落下地点の対応など指導しました。続いてティーバッティングでは体重移動や下半身の使い方、スムーズなバットの出し方など、一つひとつのポイントを丁寧に伝えました。

  • それぞれの選手の特性に合わせた自分に合った投球ポジションの確認方法、不調時のセルフチェック、ケアの仕方など、怪我を予防しつつ高いパフォーマンスを出す投球技術を伝授
  • 力が入りすぎた選手にミートした際にボールに最も力が伝わるよう自然なリストターンでバットをスムーズに出すよう指導
  • 最小限のステップで瞬時に送球できるよう体の中心より右側で捕球することを内野手にアドバイス

翌日は野手が実際の守備位置につき、ランナーをおいてのシートノックで、アウトカウントを確認しながら、ダブルプレーなど捕球、送球以外の連係、ベースカバーを確認する等、実戦的な練習を行いました。
最後に、各高校のキャプテンがベースボールクリニックを振り返り挨拶。「今回で学んだことを活かし、甲子園を目指し頑張る」と決意を述べました。
金森監督は「昨年に続いて皆さんと野球ができてうれしい。自分で目標、プランを立て頑張って欲しい」と高校球児たちを激励しました。

当社はスポーツを通じてまちの活性化を目指す自治体とスポーツの機会の提供やスポーツを通じた市民の健康増進及び青少年の健全育成に向けて連携を進めると共に、スポーツの持続的な発展に向けて今後も取り組んでいきます。