魚津市でベースボールクリニック
コーチ陣4人が指導にあたる
9月24、25日と、富山県魚津市でパナソニック ベースボールクリニックが開催されました。
2020年にスポーツを通じた連携協定を結んだ魚津市とは、バレーボール部やラグビー部が、
それぞれ教室を開催してきましたが、今回は初めて野球部が赴きました。
魚津工業高校を会場に、UO-SPO-Pana festaと銘打ったベースボールクリニックには、魚津高校、魚津工業高校、新川高校の野球部員ら60人が参加しました。当野球部からは、金森敬之コーチ、坂口哲也コーチ、田中宗一郎コーチ、井上貴晴コーチが参加し、あらためて野球の楽しさを感じてもらうこと念頭に置きながら、スキル向上に日頃の指導力を発揮しました。
当日は魚津市の村椿 晃市長も参加し、高校生の皆さんに向け、冒頭に次のような挨拶をしました。「魚津市はスポーツで地域を元気にする取り組みを進めています。その中心となるのがパナソニックとの連携協定。本日は社会人野球の名門であるパナソニック野球部からコーチを迎えて教室を開催します。皆さんの今後の活動に生かしてもらいたいと思います」。
その後、いよいよ練習を開始。まずは全員一緒にランニングやダッシュでウォーミングアップを行い、キャッチボールを実施して体をならした後、ポジションごと分かれた指導へと移りました。内野手と外野手に分かれた場面では、捕球の体制や足の運び方、ボールの落下地点への対応とボールの見方など、細部にわたってレクチャーがなされました。続いて、投手はプルペンで投球を、野手はティーバッティングの練習を行い、体重移動や下半身の使い方など、ここでも、一つひとつのポイントを分かりやすく丁寧に伝えました。
翌日はランナーをおいたケースノックといった実戦練習を行い、ベースランニングの方法に関しても、コーチ陣自身がやって見せながら、技術やコツを伝授しました。
最後に、各高校のキャプテンが二日間にわたるベースボールクリニックを振り返り発言。「良い経験になりました。これを今後の活動に生かしていきます」などとお礼を述べました。