出雲市でバレーボール教室を開催 
市内4つの中学校から40人が参加

9月10日、当社は島根県出雲市で、バレーボール教室を実施しました。昨年8月に同市と
山陰パナソニック株式会社(以下、山陰パナソニック)との3者でスポーツを通じた連携協定を締結しましたが、
今回は協定後初のバレーボール単独での教室開催となりました。

  • アタックやレシーブの練習風景。「アンダーレシーブは、『どうぞ』と優しく渡すようなイメージで。強いアタックは、しっかり踏み込んでジャンプして体をひねる!」

この日講師を務めたのは、パナソニック パンサーズの仲本賢優選手、鈴木祐貴選手、さらにこの5月に現役を引退した牧山祐介マネージャーの3人。市内の向陽中学校を会場に、同校と平田中学校、 斐川西中学校、斐川東中学校の女子バレーボール部員、約40人が参加して行われました。

当日は出雲市の飯塚俊之市長や山陰パナソニックの幹部も訪れました。飯塚市長は開催に際して挨拶し、「2030年に開かれる島根国体に、この教室に参加したメンバーが活躍してくれることを期待します」「スキルアップと共に、トップ選手の考え方についても学んでください」と話しました。

  • ミニゲームのスタートは緊張の面持ちの生徒たち。徐々に調子を上げてパンサーズといい感じのゲームに。
  • 質問コーナー。全員、熱心に耳を傾けていました。

練習は楽しみながらも確実に要点を伝える進め方で、レシーブやトス、アタックなどについて丁寧な技術指導が行われました。またミニゲームも取り入れ、パンサーズのメンバー3人と生徒6人が対戦する実践練習を実施しました。生徒たちからは「自分にボールが飛んで来た時は緊張しました。パンサーズの選手はプレーが丁寧で正確。驚きました」「打つ球がとても速い」といった感想が上がっていました。

  • 最後は全員で「はい、パンサーズ!」

質問コーナーでは、「セッターが一人で出来る練習方法は」「オーバーパスのコツは」「サーブが上手くなるのはどうすればいい」など、かなり具体的な質問が寄せられました。パンサーズのメンバーは、その一つひとつに、体で動きを示しながら分かりやすく答えていました。

取材に訪れていた地元マスコミに感想を尋ねられ、「プロからの教えを試合で生かしたいです」と話していた生徒たち。パンサーズの面々も引き続きサポートしていきたいと話していました。