魚津市で恒例のラグビー&バレーボールクリニックを開催 
子供から社会人まで総勢約370人が参加

7月8~10日にかけ、パナソニック スポーツ株式会社は、スポーツを通じた連携協定を結ぶ富山県魚津市において、
ラグビーとバレーボールのクリニックを開催しました。

  • 心一つにパス回しする子供たち
  • ラインアウトはその高さに驚きの声を上げていました

まず7月8日、星の杜小学校を訪れラグビークリニックを行いました。体育の授業の一環として5年生48人を対象に実施した同クリニックには、埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、ワイルドナイツ)の谷昌樹選手、床田裕亮選手、金田瑛司選手が講師として参加しました。星の杜小学校の三田校長先生や魚津市ラグビーフットボール協会の森竹会長が見守る中、子供たちはタックルの要領で相手の膝にタッチするゲームやチームに分かれたパス回しリレーを体験、さらにはラインアウトにも挑戦しました。

  • 本格的な技術指導を受け向上心に火が付く子供たち。自分達でも熱心に練習を繰り返していました。

続いて9日10日には、桃山運動公園の陸上競技場を会場に、同じく谷昌樹選手、床田裕亮選手、金田瑛司選手が講師となって、小学生から社会人までのラグビー経験者を対象としたラグビークリニックを開催しました。両日で約200人が参加する人気クリニックとなった現場では、バックスのメンバーにバックフリップパスとそのフォローコースを取るスキル、フォワードメンバーにはタックルを受けながらも前進するスキルといった、本格的な技術指導を行いました。汗だくになりながらも教わった技術や練習に懸命に取り組む参加者たち。質疑応答の場では筋トレや栄養補給のポイントといった質問もあがり、少しでも学びを得ようとする積極的な姿勢が伺えました。終了後、「初めて体験する練習もあり、トップレベルの技や選手の考えも学ぶ事が出来ました」と、喜びの声が多く寄せられました。

  • 「肘を伸ばし両腕の面でボールを受ける」(左)。短時間でどんどん技術が向上。右は3グループに別れた練習風景。

バレーボールクリニックは、小学生から高校生、また社会人の経験者を集め、7月9日10日、ありそドームで行われました。こちらも両日で約120人の参加があり盛況を得ました。今年4月にリニューアルされた同ドーム。その記念イベントではパナソニック パンサーズ(以下、パンサーズ)OBの山本隆弘氏が講師としてバレーボールクリニックを開催しましたが、今回は、新貴裕選手、伊賀亮平選手、鈴木祐貴選手が赴きました。魚津でのパンサーズ現役選手の対応は初となります。当日は、基礎練習からレシーブ、トス、アタックといった技の向上指導までを行いました。またレベルごとに3グループに分けた指導も行われ、それぞれ、強烈なアタックのレシーブ練習、粘り強くボールをつなぐ練習、ミニゲームを中心に、楽しみながらも充実した練習を展開しました。

バレーボールの会場には、魚津市の村椿市長が訪れ、次のような挨拶がありました。「当市はパナソニックと連携協定を結び、スポーツで地域を元気にしようと取り組んでいます。今回、ありそドームではVリーグで活躍しているパンサーズ、陸上競技場ではリーグワン初代王者のワイルドナイツの選手によるクリニックを開催しています。今後もこうした指導をいただく考えです。いずれ社会人の世界やオリンピックに出場する選手が、この魚津から出てくることを期待しています。ぜひ頑張ってください」。 これを受け、当社社長の久保田は「私たちが目指すものの一つに、スポーツをする人への貢献があります。各地域で活躍している競技者とコミュニケーションし、技術指導などが出来ればと思います。こうして触れ合った子供たちが、将来、パンサーズやワイルドナイツの仲間になるかもしれない。そうなればとてもうれしい事です。ご縁が深まることを祈っています」と述べました。

  • ワイルドナイツ、パンサーズともに村椿市長に挨拶。それぞれユニフォームをプレゼントしました。左側上側写真、ワイルドナイツ金田選手(左)、谷選手(左2人目)、村椿市長(左3人目)、床田選手(右)。右側下側写真、パンサーズ鈴木選手(左)、村椿市長(左2人目)、新選手(左3人目)、伊賀選手(右)。