大阪国際大学とスポーツマネジメント事業の発展と
次世代育成に向けた包括協定を締結

6月10日、パナソニック株式会社スポーツマネジメント推進室は、
大阪国際大学経営経済学部とスポーツを通じた包括連携協定を結び、スポーツマネジメント事業の発展と
それに携わる次世代の人材育成に向け連携することに調印しました。

この包括連携協定は、企業スポーツの概念を超えスポーツ事業として拡大を目指すスポーツマネジメント推進室と、3年前に経営経済学部にスポーツビジネスコースを新設して、スポーツ事業経営のキーパーソンとなる人づくりに着手している大阪国際大学が、お互いの目標実現に向けWin-Winの関係で取り組むことで、さらなる相乗効果の発揮を目論むものです。

調印式は大阪府守口市の大阪国際大学で行われ、同大学経営経済学部の佐藤学部長と当社スポーツマネジメント推進室スポーツ事業センター長の久保田が協定書にサインしました。

既にこの4月から当社スポーツマネジメント推進室が協力するプログラムは始まっており、バレーボールチームのパナソニック パンサーズ(以下、パンサーズ)を題材に、前期は同チームの経営課題を検討把握し解決に向けた提案策定とその深堀に取り組んでいます。そしてVリーグが始まる後期には、実際に試合現場で実習しながら提案企画を実行し、効果の測定などを進める予定です。

当社はこれまでも、同大学のスポーツクラブの強化や教育などの充実支援でつながりを持っていますが、今回のスポーツを通じた協定は、パンサーズと同大学スポーツビジネスコースの連携にとどまらず、総合的にパートナー関係を拡大し継続発展させていく計画です。

なお、同大学のスポーツビジネスコースには、同じパナソニックスポーツのガンバ大阪も連携しています。

調印後、当社の久保田は「制限のある暮らしが続く中、地域とのつながりを意識して明るく元気になる取り組みも、この連携の中で起こしていければと思います。スポーツがホームである地域と深く関係していることが掴めることでしょう。秋にはリーグ戦が始まります。座学で得た知識を実践で生かし学びを深めて頂きたく思います。当方は学生の皆さんからの提案がお客様満足の向上に生かせると、うれしく感じています。連携して良かったと思えるものにしていきましょう」と、意欲を語りました。

これを受けて、大阪国際大学佐藤学部長は「経営・経済とスポーツのより良い融合に腐心してきました。オリンピックの注目度を見ても、スポーツの位置づけは世界的に高まっています。この包括提携を機に、社会から求められる人材を育成したいと考えています。『SDGs』など持続可能な社会形成が叫ばれていることを背景に、この連携の新たなフェーズを考え、さらに発展させたいと思いますので、末永く連携をお願いします」と述べました。

  • 大阪国際大学経営経済学部佐藤学部長(右)と当社スポーツマネジメント推進室スポーツ事業センター所長の久保田(左)。協定書を手に。
  • 今後のより良い連携を期して関係者全員で記念撮影。