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選手たちの礎を築いた野球人生での「忘れられない、あの試合」を紹介!
中学生活最後の試合。自信を無くしかけていた後藤選手を救った、恩師からの一言。

#18 後藤大熙

今の私を支える恩師の言葉
〜2013年度宮城県中学校体育大会 「東北学院中」対「宮城野中」〜

2021年08月10日

画像:後藤選手

私が中学3年生で出場した中総体(全国中学体育大会)。3年間は大変なことだらけでしたが、この大会はメンバー全員で挑んだ中学生活最後の大会でした。

県大会での優勝を目指していた私たちは、ランニングや技術練習も含め日々厳しい練習を積み重ねていました。

初戦は、皆ガチガチに緊張した状態でした。投手の私自身は「絶対に抑えなければ!」という思いが空回りし、試合前の投球練習で何十球と投げ込んでしまって試合ではからっきし。調整もうまくいかない状態でした。

序盤は仲間の守備に助けてもらいながら、我慢比べの試合展開でしたが、中盤にピンチを背負うと先制点を奪われました。そして、その後も点を取り返すことができず、結果、0-3の敗戦となりました。
試合に負けた悔しさを抱える一方、厳しくも思いやりのある、信頼できる恩師、共に厳しい練習を乗り越えてきた仲間たちと一緒に野球ができなくなってしまう寂しさも感じた瞬間でした。

中学の恩師は、最後の大会で自信を失くしかけていた私にこんな言葉をくれました。

「目標があるから頑張れる。夢があるから輝いていられる。日々の努力が自信となる」。

今も私はこの言葉に支えられています。

中学3年間の野球を通して、私は仲間や恩師から野球人として、人として生きる基礎を学びました。これが礎となり、高校・大学・社会人と野球を続けることができていると思っています。

支えてくれる人、応援してくれる人に感謝の意味でも、目標に向かい日々努力し、夢を叶えることができるようこれからも頑張りたいと思います。

画像:後藤選手
画像:後藤選手
後藤 大熙
・所属:PBSS部門 総務部
・球歴:東北学院高-東北学院大
・プチ情報:母校、東北学院高校は今年夏の甲子園に初出場! 宮城大会決勝戦の時には肌身離さず戦況をチェック!
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