門真市で、ひとり親家庭の生活と心の支援を行っているNPO法人ハッピーマムは、同市のふるさと納税の一部が資金となっていることから、2025年にふるさと納税の返礼品として防災グッズの提供にチャレンジします。
その防災グッズに付ける特製キーホルダーの材料に、使用不可となったバットを利用したいと同NPO法人から要望を受け、パナソニック野球部は廃棄処分する50本のバットを寄贈しました。
寄贈にあたって、キーホルダーの加工を行っている門真市の家具製作会社「岩本商会」を訪問、同社の田中伸佳氏が行う加工作業場を見学しました。田中氏は木工の技術を生かしてB-rideプロジェクトと名付けた廃棄バットの再利用に取り組んでおり、持ち手の形を残した靴ベラや、グリップに穴をあけたペン置きなど、楽しいアイテムを生み出しています。田中氏の指導のもと、加工作業にも挑戦した選手たち。あらためて、モノの大切さを学ぶ場にもなりました。