藤井寺市の教育委員会と小学校が連携して行っているドリームプレゼンター。
これは、同市に縁やゆかりのある人を招いて特別授業を行うもので、小学校5年生対象に数年前から実施されています。
この度、同市出身のパナソニック野球部金森敬之監督がドリームプレゼンターに選ばれ、12月15日、藤井寺市立道明寺小学校で特別授業を行いました。

元プロ野球選手であり、現在は社会人野球チームの監督としてずっと野球に携わっている金森監督は、「自分の生き方をあきらめない」をテーマに、夢を追いかける中で気づいた努力の大事さ交えながら、くじけないことの大切さを語りました。

また授業の後はドッジボール大会に参加したり、キャッチボールをしたりと、子どもたちと直接コミュニケーションを取り、交流を深めました。

■ 金森監督

【コメント】
当部は社会・地域貢献を大事にしています。今回は私の地元、藤井寺への恩返しとして、小学生の皆さんに「あきらめない」ことがいかに大事かを自分の言葉で伝えてきました。
授業が始まったばかりの段階では、興味を持ってくれているのかどうか不安でしたが、時間が経つにつれて、どんどん質問してくれるようになり、それが大変うれしく、自分にとっても充実した時間であったと感じます。
子どもたちが大人になった時、私が伝えたかったことが少しでも心に残っていればと願っています。
授業の後も子どもたちと一緒に体を動かし、短時間ではあるもののスポーツを通じた交流もできました。
この１日をきっかけに、われわれの試合に応援に来てもらえるようになればありがたいですね。