こんにちは。パナソニック野球部です。3月11日（日）から行われていました「第73回 JABA東京スポニチ大会」の戦績をご報告いたします。
【リーグ戦】3月11日（日） ●パナソニック ５－６ セガサミー
今シーズン公式戦の初戦の先発は藤井（聖）投手。立ち上がりから相手打線につかまり2回までで2点を失います。一方の打線は1回の攻撃で1番・藤井（健）選手、3番・田中選手の安打でチャンスを作り、相手投手の暴投の間に1点を返します。
5回途中、榎本投手がマウンドに上がると、9回までを投げて被安打3の無失点に抑える好リリーフで追加点を与えずに打線の援護を待ちます。その打線は7回、1番・藤井（健）選手の安打で出塁すると、3番・田中選手が右中間を破るタイムリー二塁打を放ち2-2の同点に。しかし、追加点が奪えず、試合は同点のまま10回よりタイブレークに突入しました。
10回からマウンドに上がったのは金森投手、相手打線を無失点に抑える好投をみせるものの、裏の攻撃で得点が奪えず試合を決めることができません。11回には犠飛によりセガサミーに勝ち越されますが、パナソニックも代打・泉選手のタイムリーで再び3-3の同点に。しかし、12回よりマウンドに上がった庄司投手が、自身の失策も絡み3点を奪われ3-5と勝ち越されます。その裏の攻撃で2番・諸永選手のタイムリー三塁打で2点を返し、1点差に追い上げましたが、あと1本が出ず5-6の敗戦で黒星スタートとなりました。
【リーグ戦】3月12日（月） ●パナソニック ５－10 日本通運
2戦目は昨年の都市対抗で敗戦した日本通運との試合。この試合の先発は吉川投手。3回まで1安打に抑える上々の立ち上がりで、打線も初回から4番・片山選手（九州共立大）・三上選手の二塁打で出塁すると、藤井（健）選手が犠飛を放ち1点を追加して4-0に。3回には4番・片山選手が2打席連続となる本塁打で、5-0と試合を有利に進めます。しかし、それまで好投を続けていた吉川投手が4回に3ランを浴びて5-3と2点差まで詰め寄られますが、その後は粘りの投球で相手打線をねじ伏せます。
試合が動いたのは7回。パナソニックの守備の乱れから一挙4点を奪われ、5-7と逆転を許します。その後も悪い流れを断ち切ることができず、8回にも追加点を許して5-10と悔しい逆転負けとなりました。
【リーグ戦】3月13日（火） ○パナソニック ７－６ 三菱重工名古屋
この試合の先発は2年目の城間投手。初回に自らの暴投で先制点を与えてしまいます。一方の打撃陣は2回に5番・井上選手、6番・坂田選手（大阪商業大）の連打でチャンスをつくると、8番・三上選手の内野ゴロの間に1点を返し、1-1の同点に追いつきます。
3回にも三菱重工名古屋に1点を奪われ1-2となるものの、4回のパナソニックの攻撃で9番・松根選手のタイムリーなどで3点を奪い、4-2と逆転に成功します。
5回途中からマウンドに上がった小屋投手は、9回途中まで1失点に抑える好投を見せ、打線も5回の攻撃で2番・横田選手がヒットで出塁すると、4番・片山選手がフェンス直撃の二塁打で好機を演出。6番・坂田選手の内野ゴロの間に1点を追加し、5-5の同点になると、さらに6回に阪口選手、7回に片山選手が本塁打を放ち7-5の勝ち越しに成功します。
9回を託された與座投手は最速146キロのストレートを主体に気迫の投球で抑え、7-6で勝利し、1勝2敗で大会が終了しました。
総評
予選リーグ3試合を戦い、1勝2敗で予選リーグを通過することができず、悔しい結果に終わりました。しかし、このスポニチ大会では多くの新人選手が試合に出場し、特に片山選手は今大会3本塁打と持ち前の長打力を見せ、持ち味を存分に発揮した大会となりました。
次の公式戦は大阪府春季大会です。それまでに課題を克服し、更にレベルアップした姿をお見せできるように取り組んでまいります。引き続き野球部をよろしくお願いいたします。
