パナソニック企業スポーツセンターは、昨年に引き続き6月28日(土曜日)福島県南相馬市の子どもたち約120人、6月29日(日曜日)岩手県大船渡市の子どもたち約100人と復興支援のため「スポーツふれあい授業」を開催しました。今回の復興支援活動においては、当社企業スポーツチーム3部の野球部、バレー部(パンサーズ)、ラグビー部(ワイルドナイツ)の各チームより部長や監督、そして選手たちの計16名が現地に赴き、保護者や関係者の方々約250名とともに交流を深めました。
6月28日(土)南相馬市 |
6月29日(日)大船渡市 |
このふれあい授業は、次代を担う子どもたちにスポーツを通じて、夢や未来の可能性を応援していこうという企画です。この開催にあたり、関係各所ならびに多くのボランティアの方々に、会場準備をはじめとしたサポートをいただき、子どもたちの楽しんでいる姿で会場を盛り上げようと、(1)笑顔の部、(2)未来の部、(3)絆の部と題したプログラムを構成し、子どもたちと選手らは各イベントで1日を楽しみました。
開会式を行なった後に、各競技の選手たちがそれぞれデモンストレーションを披露し、体験型として子どもたちにも参加してもらいました。
6月29日(日)大船渡市 |
ラグビー部が中心となって子どもたちと一緒に準備体操の後、「笑顔の部」として子どもたちが3チームにわかれ、順番に野球、バレー、ラグビーの競技をそれぞれ実際に体験してもらい、子どもたちと選手が一緒に汗を流しました。
6月28日(土)南相馬市 ・ 野球、バレー、ラグビー |
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6月29日(日)大船渡市 ・ 野球、バレー、ラグビー |
次に「未来の部」として、南相馬市ではラグビー部の飯島部長、大船渡市では野球部佐々木選手の司会により選手たちと子どもたちによる“夢”や“未来”についてのディスカッションを行ないました。選手たちからは、子どもの頃に抱いていた夢や、今現在の夢や目標を伝え、子どもたちからも将来の夢や目標を話してもらいました。
6月28日(土)南相馬市 |
6月29日(日)大船渡市 |
子どもたちの緊張もほぐれたところで、「絆の部」として子どもたちと選手が力をあわせて一緒に石釜でピザ作りに挑戦。美味しそうに出来上がったピザを食べると会場は楽しい笑い声で溢れました。また選手たちと色々な話をしながら食事をしたり、子どもたちに着用いただいた記念Tシャツや色紙などに選手たちがサインをするなど自由時間を楽しんでいました。
6月28日(土)南相馬市 |
6月29日(日)大船渡市 |
また、南相馬の会場で新たに組み込まれたプログラム、「思い出作りの部」として参加児童の保護者の方々が当社のカメラを使い、思い出に残る写真を撮影していただいてプレゼントする企画も開催。このプログラムは「スポーツ教室を通じて思い出作りをサポートしたい」とAVC社の協力もと、デジタルカメラやウェアラブルカメラなどを用意して行なわれました。保護者たちは選手と子どもたちが楽しそうにふれあっている写真を撮影し、ベストショットを選んでいました。
最後に子どもたちへ選手たちよりチームグッズを贈呈し、全員で記念撮影を行ない閉会しました。
この復興支援「スポーツふれあい授業」は、「東北の子どもたちに夢を届けたい」というパナソニックの想いと、子どもたちに未来を見つめ続けてほしいと願う皆さまと想いがつながり、昨年に引き続き実現することができました。今後も続けて欲しいという声もいただき、パナソニックはスポーツを通じて、子どもたちに夢や笑顔を届けていくことができればと思っています。
チームからの参加者
【野球部】 | 北口副部長、九鬼コーチ | 選手4名:甲斐、佐々木、松永、藤谷 |
【バレー部】 | 川村監督、久保コーチ | 選手3名:谷村、白澤、池田 |
【ラグビー部】 | 飯島部長 | 選手4名:北川、ホラニ龍、ダニエル、霜村 |