2013年度のパナソニック野球部は、3月開催の「平成25年度 大阪府野球連盟春季大会」からスタートしました。4月には「第56回 JABA岡山大会」でベスト4、続く「第64回 JABA京都大会」では準優勝したものの、「第66回 JABA九州大会」では残念ながら準々決勝で敗退し、社会人野球大会への出場切符は秋の大会予選に持ち越しとなりました。
「第84回 都市対抗野球大会」は、5月に行われた「近畿地区第2次予選」で“第3代表”の座を獲得。本大会では、1回戦で三菱自動車岡崎に対し梶原選手の4打数4安打2打点と4番の存在感をみせた活躍で勝利し、2回戦の日立製作所には甲斐選手が放った逆転満塁本塁打と藤井投手の好リリーフが白星を引き寄せました。しかし、準々決勝の新日鐵住金かずさマジック戦では惜しくも敗れ、2年連続ベスト8の成績で大会を終えました。
9月に行われた「第39回 社会人野球日本選手権大会 近畿地区最終予選」では第1代表決定戦で本大会出場を確定させ、「第39回 社会人野球日本選手権大会 本大会」の抽選会において、初戦の対戦相手に2大大会4季の連続優勝を狙う優勝候補筆頭のJX-ENEOSを引き当て、チームの士気は一気に高まりました。そのJX-ENEOS戦は、秋吉投手、田中(篤)投手が1点を守りきり、また2回戦のHonda熊本に対しては打線が繋がり安定したチーム力で勝利しました。準々決勝の東京ガス戦も緊迫感漂う投手戦で、互いに1歩も譲らない展開となりましたが延長11回で追加点を許し、ベスト8で2013年度のシーズンを終了いたしました。
入社以来パナソニックのエースとして活躍した秋吉投手は、ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズより3位で指名され、今後はプロ野球のフィールドでマウンドにたつこととなりました。引続きの応援をよろしくお願いいたします。また、2014年度より3年間野球部の指揮をとった久保監督は奥代監督へとバトンを渡し、スタッフ、選手たちも新たに2大大会の頂点を目指して参ります。今後ともパナソニック野球部への熱いご声援をよろしくお願いいたします。
2013年度 個人表彰
最優秀選手賞:秋吉 亮 |
最優秀防御率:藤井 聖太 |
首位打者賞:梶原 康司 |
最多打点・最多本塁打:森 志朗 |
敢闘賞:甲斐 俊治 |
敢闘賞:井上 和樹 |
功労賞:久保 恭久 |
※表彰式の様子 |
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功労賞:坂口 直樹 |
功労賞:後界 昭一 |
功労賞:竒藤 宏 |
功労賞:亀谷 孝一郎 |
功労賞:若松 政宏 |
功労賞:秋吉 亮 |
功労賞:吉田 憲一郎 |
功労賞:光元 一洋 |
2013年度 個人成績
公式戦(27試合)における個人成績は以下のとおりです。
2013年度 投手成績
2013年度 打撃成績
2014年のスタッフ、選手リーダー
2014年のスタッフ、選手リーダーを紹介します。
2014年度 スタッフ陣
監督:奥代 恭一 ヘッドコーチ:西島 信也 |
コーチ:篠崎 宏道、九鬼 義典、丸尾 英司、田原 隆三郎 |
チーフマネージャー:太田 晃生 チームマネージャー:木村 庄作 |
引退選手・スタッフ
2013年12月をもって引退する選手・スタッフからのコメントをここに紹介します。
外野手:坂口 直樹
私はパナソニック野球部のメンバーとして8年間プレーしてまいりました。現役中はたくさんの方に支えていただきましたことにより、真摯に野球というスポーツと向き合うことができました。野球から学んだこと、野球を通じて知り合えた人から学んだことを、これからの社業で生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。 |
内野手:後界 昭一
パナソニック野球部で8年間、選手としてプレーを続けることができたこと、そして出会えたすべての方たちとのご縁は私にとって大切な財産です。現在の私という個人が在るのは、まぎれもなく野球のおかげです。選手生活を終えることになりましたが、これからも野球人として恥じぬよう、野球人代表として新たなセカンドキャリアをスタートさせていきたいと思います。8年もの間、応援していただきありがとうございました。 |
捕手:竒藤 宏
私は、野球を29歳まで続けることができ幸せに思います。応援してくださった会社の方々、仲間、家族、そして【野球】にかかわる全てに感謝しています。 |
投手:亀谷 孝一郎
在籍の5年間に多くの方々からいただきましたたくさんのサポートに感謝しております。 |
内野手:若松 政宏
3年間という短い期間で、その大半を故障で過ごした社会人野球でした。 正直、引退に心残りもありますが、今までの野球生活の中で培った忍耐力と気合いでこれからの新しいスタートを切りたいと思います。今までサポートしていただいた皆様に社業を通じ恩返しをしていくとともに、野球部では戦力になれなかった悔しさをバネとし、仕事で1日でも早く戦力になれるよう務めます。3年間、本当にありがとうございました。 |
投手:秋吉 亮
素晴らしいチームメイトに囲まれ、理解ある職場の皆様からも応援いただき3年間頑張ることができました。これから挑戦する新しいステージにおいても、パナソニックで学んだことを心に刻み自分自身成長し続けていくことができればと思います。3年間、ありがとうございました。 |
監督:久保 恭久
共にもがき、共に苦しみ、共に学び、たくさんの方からご声援をいただきました。良き友と出会い、ありがたく感じると共に、今後の、より一層の逞しさを楽しみにパナソニック野球部を応援したいと思います。ありがとうございました。 |
アナリスト:吉田 憲一郎
この度、15年間在籍した野球部を卒業することになりました。たくさんの応援をいただき、サポートくださいました全てに感謝しております。今後は、私を成長させてくれた野球に感謝し、社業でも頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。 |
マネージャー:光元 一洋
野球部は職場でも戦力になる! 周りの皆様にそう感じていただける人材を目指し、心機一転頑張ってまいる所存です。17年前、パナソニック(当時:松下電器)を選んで入社して本当に良かった、今 心からそう思います。長い間、本当にありがとうございました。 |