Panasonic Sports

第92回都市対抗野球大会 第4代表で出場権を獲得

2021年10月01日

いつも、熱いご声援ありがとうございます。
野球部は9月29日(水)に「第92回都市対抗野球大会 近畿地区第2次予選」、第4代表決定戦、対NTT西日本戦に勝利し、無事都市対抗本戦への切符を掴み取りました。
今大会は新型コロナウイルスの影響により無観客での開催となり、皆様に直接ご声援を頂くことはなりませんでしたが皆様の熱いご声援に野球部も後押しして頂きました。
野球部一同、改めて厚く御礼申し上げます。
さて、本日は約1カ月間にも及ぶ、熱戦の模様を振り返ります!

9月7日(火) 第1代表決定トーナメント1回戦

○パナソニック 5-0 NOMOベースボールクラブ

画像:NOMOベースボールクラブ戦での集合写真

初戦の先発マウンドには左腕、榎本。
立ち上がりからストレート、変化球ともに威力、キレ共に抜群で相手打線を圧倒します。

榎本の好投に打線も初回から応えます。
先頭の藤井健のヒットと田中の四球でチャンスを作ると、4番三上のタイムリーヒットで2点を幸先よく先制します。
さらに3回には松根のタイムリーヒットで1点を追加すると、続く6回にもツーアウトから藤井健、植田の連続安打でチャンスを作り、田中の内野安打で2点を追加。終始、リードを保ったまま試合を運びます。

先発の榎本は7回を68球、被安打2、無四死球、無失点の好投でリリーフ陣へ託します。
8回、9回には鈴木。迫力満点、圧巻の投球でパーフェクトに抑え、完封リレーを飾りました。

9月12日(日) 第1代表決定トーナメント2回戦

●パナソニック 2-3 ミキハウス

画像:ミキハウス戦での與座選手

先発の與座は立ち上がり、先頭にヒットで出塁を許すと、4番のタイムリーヒットで1点を先制される展開となります。
しかし、その裏の攻撃。こちらも先頭の藤井健が二塁打で出塁し、法兼のタイムリーヒット。すかさず同点に持ち込みます。

初回から動きのあった試合も2回以降は緊迫した投手戦となります。

再び試合が動いたのは5回でした。連打でピンチを招くと、パスボールとエラーが飛び出し2失点。ミスから失点を許しました。

何とかしたい打線は6回。法兼のこの日3安打目となるヒットで出塁すると、松根のタイムリーヒットで1点差と迫ります。

7回にも相手投手を攻め立て、一死二塁のチャンスをつくりますが、四番三上、代打の片山が倒れ得点することができません。

與座はその後も相手打線を圧倒する投球を続けて、8回を投げ自責点1の好投で試合をつくりました。9回は北出を投入し0点で最終回の攻撃へと託します。

後がない最終回の攻撃。1アウト1、2塁と長打が出れば逆転サヨナラのチャンスをつくるも、法兼、片山にあと一本が出ず手痛い敗戦となりました。

9月15日(水) 第3代表決定トーナメント1回戦

○パナソニック 2-1 日本新薬

画像:日本新薬戦での榎本選手

先発の榎本は前回登板に引き続き、テンポの良い投球で相手打線を翻弄します。

援護したい打線は2回。
この回、先頭の三上が死球で出塁すると、続く法兼の送りバントが相手のフィルダースチョイスを誘い、チャンスを作ります。
さらに後続の送りバントでチャンスを広げると、ここで松根の内野ゴロの間に先制点を上げます。

4回には連打でピンチを招くとタイムリーヒットを許し同点とされます。しかし、その後粘り強く守り抜き追加点を与えません。

再び、試合が動いたのは6回でした。
先頭の稲村がヒットで出塁すると得点圏にランナーを進め、田中が打席へ。
田中の放った打球はレフト前に抜けるタイムリーヒット。頼れる選手兼任コーチの一振りで勝利を手繰り寄せます。

先発、榎本は7回を1失点の粘り強く投げきり、その後はリリーフ陣に託します。
8回鈴木がマウンドに上がり、得点圏に走者を背負うも気迫の投球で0点に抑えます。
最終回は守護神、北出が抑えて勝利を収めました。

9月22日(水) 第3代表決定トーナメント2回戦=

○パナソニック 2-1 日本生命

画像:日本生命戦の田中選手

第3代表奪取に向けて負けられない試合の先発マウンドを託されたのは與座。
立ち上がりからストレート、変化球共に抜群のキレで完璧な立ち上がりを見せます。

3回、先頭打者にヒットを許すと送りバントでピンチを広げ、タイムリーを許し1点を先制されます。
しかし、その裏すぐさま反撃に出ます。
こちらもヒットと四球で満塁のチャンスを作ると頼れるベテラン田中が犠飛を放ち同点とします。

その後の與座は強力日本生命打線を前にヒットこそ許すも粘り強く、エースらしい投球で相手打線をねじ伏せます。

何とか勝ち越し点をもぎ取りたい打線は7回、横田、植田のヒットでチャンスを作ると、またしても打席には田中。この場面で田中の打った辺りはレフト線へタイムリーヒット!遂に勝ち越しに成功します。

投げては與座が9回を96球で投げ切る圧巻のピッチング1失点、完投勝利を収めました。

9月27日(月) 第3代表決定戦

●パナソニック 0-1 三菱重工West

與座は初回、得点圏にランナーを背負いますが、後続を抑え上々な立ち上がりを見せます。
その裏の攻撃。先頭の藤井健がヒットで出塁すると続く植田は送りバント。
1アウトランナー2塁のチャンスを作ります。打席にはここ2試合でいずれもタイムリーを放っている田中が入ります。
この場面で田中はレフト前へ運ぶヒットを放ちますが、相手野手の好プレーにより2塁ランナーは3塁を回ったところでタッチアウト。先制のチャンスを活かすことが出来ません。

その後は両投手の意地の投げ合いとなり緊迫した展開となります。

遂に試合が動いたのは7回の守備でした。
先頭打者に内野安打で出塁を許すと、送りバントでピンチを広げられます。続く打者は切って取るも、2アウトから内野ゴロエラーが飛び出し失点。痛い、先制点を献上します。

反撃したい打線ですが、8回までヒット3本に抑えられ反撃できません。

最終回も相手投手の前に得点を奪えず、そのまま3安打完封負けを喫しました。

画像:三菱重工West戦の横田選手
画像:三菱重工West戦の三上選手と與座選手

9月29日(水) 第4代表決定戦

○パナソニック 2-1 NTT西日本

試合は序盤から手に汗握る投手戦となります。
先発の榎本は最速147キロのストレートと切れ味鋭い変化球で抜群の立ち上がりを見せると、相手先発も落差のあるフォークボールを武器にパナソニック打線を抑え込みます。

5回まで快投を続けていた榎本でしたが、足が攣るアクシデントで降板となります。
しかし、リリーフした藤井聖が後続をしっかりと抑え無失点リレーを続けます。

試合が動いたのは8回。
この回マウンドに上がった鈴木が手痛いソロホームランを浴び、先制されます。

その裏の攻撃は稲村、横田、植田の3連打で1アウト満塁とこの試合、最大のチャンスを作ります。
続く打者は法兼、田中。しかし、共に内野ゴロに倒れ得点とはなりません。

9回は北出をマウンドに送り無失点で抑え、最終回の攻撃へ。

最終回、先頭の藤井健はヒットで出塁。その後、送りバントでチャンスを広げると三宅、三上の連続四球で満塁のチャンスをつくります。この場面で打席には稲村。
1ストライクからの2球目をレフト前に運び、タイムリーヒット!同点とします。
尚も満塁の場面で、続く横田が四球を選びサヨナラ勝利。第4代表にて都市対抗出場権を獲得しました。

画像:サヨナラ勝利
画像:稲村選手
画像:NTT西日本戦の集合写真

ページの先頭へ

ページの先頭へ