戦評

1回の表、先頭の法兼がツーベースヒットを放つと続く2番松根は四球を選び、ノーアウト2、3塁のチャンスを作ります。しかし、後続が内野フライと併殺打に終わり先制する事が出来ません。
その裏、先発の榎本は幸先よく三者凡退に切ってとります。

2回、またもこの回先頭の井上がツーベースヒットでチャンスを作ります。
続く上田の外野フライの間に3塁進塁すると、本日指名打者に入った7番田中の犠牲フライ。1点を先制します。

3回まで相手打線をパーフェクトに抑えていた榎本ですが、4回先頭にヒットを許すと送りバントでワンアウト2塁のピンチを迎えます。
しかし、後続を切ってとりこの回も相手に得点の隙を与えません。

力投の榎本を援護したい打線は、チャンスこそ作るもあと1本が出ず、以降は得点を奪えません。

再び、ゲームが動いたのは6回でした。
先頭、片山のソロホームランが飛び出すと、続く井上はツーベースヒット。その後も四球と2本の長打で一挙4得点を奪います。
7回にも6番上田、7番田中のタイムリーヒットで2点を追加。7－0と相手を突き放します。

榎本は7回も相手打線に得点を与えず、7回無失点。試合は、大会規定により7回コールドゲームとなりました。