選手がサングラスを使用するのはどうして？

梅雨も明け、例年よりも早く始まった猛暑の日々が続いていますね…
皆さんはどうお過ごしてしょうか？
私たちエンジェルスは上半期のレースを終え、夏の鍛練期合宿がスタートしました！

走ることを仕事にしている私たちにとって、この暑さの中でも走らなくてはいけません。
そんな中、必須になってくるアイテムがスポーツサングラスです！

サングラスをする主な目的としては"日差しを防ぐ"ということですよね！
目への負担をなくし、目を疲れにくくしてくれるためです。

また、日焼けの原因となる紫外線…
紫外線は皮膚だけでなく、目や筋肉にもダメージを与えるんです！
ランニング中は長時間紫外線を浴びるため、その分疲れやすくなるといわれています。
サングラスで紫外線の量を抑えることが出来れば、パフォーマンスの向上も期待できます！

日差しを防ぐことが主な用途ですが、アスリートはそれ以外の用途で使用することもあるんです！

例えば集中力UP
アスリートは良いパフォーマンスのために気持ちを集中させて、精神的な準備を行っていきます！
試合前のウォーミングアップで「他の選手調子よさそうだな」・「観客がたくさんだな」など…
目からたくさんの情報が入ってきてしまします。
その際に、サングラスをかけて、視界を暗くすることで視覚を1点に集中させ自分に集中することを目的としてかけていることが多いんです！

また、よく皆さんから「何でナイターの試合でサングラスをかけているの？」
というご質問をいただくのですが、集中する目的もありますが、ナイターの試合だとライトがまぶしいんです！
そのため付けている選手が多かったりします！
そのほかに、私がよく日差しをよける以外でかけていることの多い目的は風が強い時・花粉がひどい時です！

風が強いと目が乾燥し、走りながら号泣している状態に…
また、目を細めることやゴミなどが入る心配もなくとても走りやすくなります！

そして、花粉症の時‼
サングラスはあるとないとでは全然違い、走り終えた後の目のかゆみが違うんです！
花粉症の私にとって必須アイテムになってきます。

その際にかけているサングラスは調光レンズのものを使用しています！
調光レンズとは、紫外線を浴びることでレンズの色が変化するレンズの事です。
天候や時間、屋内から屋外への移動などによる紫外線量の変化に応じて、レンズの色が変化するので、安全にトレーニングを行うことができます！

なので日差しのつよい夏場は偏光レンズ(地面からの照り返しや水面の反射光などといった眩しさを防ぐことができるレンズ。)を
それ以外の時は、調光レンズのサングラスをかけてトレーニングを行っています！