2017年7月

アルバカーキ合宿／食事編

皆さんこんにちは、エームサービス株式会社の鈴木沙紀と申します。管理栄養士でパナソニック女子陸上競技部の寮の献立を作っています。

今回、米国のアルバカーキ合宿に初めて同行し、約1ヶ月間、選手の皆さんの献立づくり、食材調達、調理をさせていただきましたので、そのレポートをさせていただきます。

現地でのトレーニングに専念でき、パフォーマンス向上につながるよう、普段の寮での献立に近いものを提供するように努めました。

ただ、現地では、日本ではおなじみの蓮根やごぼうなどの根菜やしめじやエノキなどのきのこが入手困難で、現地で調達可能な食材に組み替えたり、サーモンや豚ロースもブロックの状態の購入で、自力でスライスする必要があったりと、苦労することも多々ありました。

選手の皆さんは、ひじき、切干大根、大豆製品、とろろ昆布など、鉄分豊富、カルシウム豊富な食材の料理を好んで食べてくれましたので、とても献立は立てやすかったです。

また、一般的にも苦手な方が多いと言われるレバー｡あまり寮でも提供していないのですが、現地では良質なレバーも購入でき、レバーペーストにして食卓に出すと、毎回皆さんクラッカーにつけて食べてくれていました。日本でサポートしていた時より、選手の好き嫌いなどもより深く知ることができ、とても良い機会でした。

また、今、話題のチーズタッカルビを鶏ささみで提供したところ、皆喜んで食べてくれていたのがとても嬉しかったです。そして、いつも「おいしいです！」「また、これ食べたいです！」との声を頂き、私の方が元気づけられていました。

今後も、選手の皆さんのパフォーマンス向上につながり、そして美味しい食事が提供できるように精一杯サポートしていきたいと思います。