プリンセス駅伝で優勝!クイーンズ駅伝出場資格獲得!
10月23日(日)「第8回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(プリンセス駅伝in 宗像・福津)」が福岡県・宗像ユリックス発着の6区間42.195キロのコースにて、31チームが出場して開催されました。
パナソニックエンジェルスは、1区・内藤早紀子選手、2区・渡邊菜々美選手(区間賞)、3区・中村優希選手、4区・伊藤南美選手、5区・森田香織選手、6区・信櫻空選手(区間賞)がタスキをつなぎ、2時間18分06秒で優勝しました。
これによりパナソニックエンジェルスは、11月27日(日)宮城県で行われる「第42回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)」出場資格を獲得しました。
応援ありがとうございました。
10月23日(日)、福岡県宗像市で行われた「第8回プリンセス駅伝in宗像・福津」に出場したパナソニックエンジェルスは、試合直後から先頭争いを繰り広げ、ゴール300m手前で、先頭走者を抜き、そのまま2時間18分06秒(チーム大会記録)で優勝のゴールテープを切りました。沿道には、3年ぶりにご来賓や経営幹部、福岡地区・横浜地区の社員、OGなど250名の応援団が集結、選手達に届けと懸命にブルーのバルーンを叩いて選手たちを励まし応援してくれました。
1区:内藤早紀子選手
2区:渡邊菜々美選手
3区:中村優希選手
4区:伊藤南美選手
5区:森田香織選手
6区:信櫻空選手
【レース展開】
試合は12時10分にスタート、1区は内藤早紀子選手、実業団選手10年目の今年も自己新記録を連発し、更に進化を続けている。気温は24度と高く、風が強い中、序盤レースはゆっくりとしたペースで進む。
昨年3度走った1区の経験を活かし一番前センターのいいポジションで終始落ち着いた試合運びを見せ、ゴール寸前で飛び出したチームがある中、最後まで食らいつく走りでTOPと3秒差の4位でタスキ渡し、1区の大役を果たし上々のスタートを切った。
2区は、渡邊菜々美選手、昨年は故障でクイーンズ駅伝には出場出来ず、今年の夏のホクレン大会で久しぶりの1位を連発し復活を見せた。2017年の入社の年、ルーキーとしてこの区間を走りTOPを奪取、区間賞を獲得した思い出深いコース。スタート直後にTOPに躍り出ると、そのままどんどんと後続を引き離し独走。2位と18秒の差をつけタスキを繋ぎ、「爆走の渡邉」を応援団に再び見せつけた。(区間賞獲得)
ここまで安養寺監督の描いた作戦通りの展開、そしてここからの強豪ひしめくエース区間3区、インターナショナル区間4区への助言は、「粘って、粘って、粘りぬいて5区、6区へ繋ぐ」こと。
その3区を任されたのは、4年目の中村優希選手。今年も15分台の安定した記録を出している。
TOPでタスキを渡されると、オリンピアンを始めとする強豪選手たちが猛追する中、序盤から落ち着いた試合運びをしていた。中盤1人に抜かれたものの、ペースを崩さない。パナソニック応援団から力水を貰い、終盤にスパートをかけ、2位(区間8位)でタスキを繋ぐ。(TOPと27秒差)
4区はルーキー伊藤南美選手。夏のアルバカーキでは、時差と低酸素環境に苦しみ、同期の川口幸奈と一緒にそれを乗り越え、成長して来た。
伊藤は途中2人の選手に抜かれたが、ルーキーとは思えない落ち着いた試合運びで、抜かれた外国人選手にもう一度くらいつく走りで粘って粘って、前を前を追いかけた。途中パナソニック応援団から、激しいバルーンが鳴り、ルーキー伊藤を後押しする。そして、遂に4位(区間13位、日本人3位)で粘り抜き、堂々の実業団駅伝デビューを飾り5区の森田香織にタスキを繋ぐ。(TOPと34秒差)
後半のエース区間5区を任された森田香織は、今年東京マラソンでMGC出場資格を獲得する鮮烈なマラソンデビューを飾った。強いアゲインストの風とのぼりが続く厳しいコースなれど、すぐにベテラン森田選手の猛追が始まり、途中1人抜き、3位に浮上、ゴール付近でTVを見ていたパナソニック応援団の大きな拍手が沸き上がる。さらに森田選手はTOPを追いかけその差24秒まで縮め3位で6区のアンカー信櫻 空選手へ笑顔でタスキを渡す。(区間2位)
さあ、ここで、今年は800mから5000mまでのすべての種目で自己新記録を8個出している絶好調の信櫻 空選手。レース後、逆転することしか考えていなかったと語ったが、溢れる闘志がTV画面からも見てわかる。中継所を飛び出すとすぐに2位を走る選手を抜き去り、TOPを猛追、ジワリジワリとその差を詰め、遂にゴール300m手前で抜き去り、喜びいっぱいのパナソニック応援団が盛んにバルーンを鳴らす中、ゴール手前の長い上り坂で更に猛烈なスパートをかけた。そして信櫻選手は、満面の笑顔で、片手を高く空に向かい上げ、優勝のゴールテープを切った。(区間賞獲得)
チームは2時間18分06秒で優勝を飾り、予選会をトップで通過した。
【安養寺俊隆監督コメント】
いつもパナソニックエンジェルスに温かい応援をありがとうございます。
昨年の本戦クイーンズ駅伝では、故障選手が多くゴールまで襷を繋ぐのがやっとの状態で、5年連続となるクイーンズ8を落としてしまい25位と大きく順位を下げてしまいました。
そして今回5年ぶりにプリンセス駅伝に出場して優勝し、一番最高の形で予選会を突破することができました。
1、2区で良い流れを作ってトップ争いをし、3、4区で粘って粘って我慢の走りをし、5、6区で盛り返して優勝を目指しつつ3位以内でゴールするが目標でしたので、想定通りの走りをすることができました。
怪我さえしなければパナソニックは強い!を証明する走りができたと思います。
ここからもう一段階レベルアップを図り、クイーンズ駅伝では1年でクイーンズ⑧を奪還し、常勝軍団に返り咲けるようにチーム一丸となって頑張って参ります!
クイーンズ駅伝の借りはクイーンズ駅伝で返します。
引き続き熱い応援をどうぞよろしくお願いいたします!
【1区:内藤早紀子選手コメント】
プリンセス駅伝では応援ありがとうございました。久しぶりにパナソニック応援団の前を走ることができ、これがパナソニックの強さなんだと改めて感じました。今回の結果はTEAMパナソニックで掴んだ優勝だと思っています。個人的には悔しさが残るので、あと1ヶ月で修正してさらに上の走りを仙台でお見せできるよう頑張りますので、来月のクイーンズ駅伝でも応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました!
【2区:渡邊菜々美選手コメント】
プリセス駅伝、現地での応援、テレビの前での応援、ありがとうございました!
優勝できて、嬉しいです。
2区としての役割はしっかり果たせたと思います。始めから最後まできつかったです。1番しんどい時、パナソニックの大応援団がいてくれたおかげで踏ん張ることができました。
応援がとても力になりました。状態としては、まだまだなので、クイーンズまでにしっかり仕上げていきます。
クイーンズでの応援もよろしくお願いします!
【3区:中村優希選手コメント】
3区を走らせていただきました。中村優希です。
1、2区のいい流れを後半区間へ繋げたかったですが、順位を落とす形となってしまい、個人としては悔しい部分もあります。今回は仲間に助けられた駅伝となったのでクイーンズ駅伝ではチームにしっかり貢献できる走りができるよう頑張っていきます。
久しぶりの有観客、とても力になりました!
クイーンズ駅伝も応援よろしくお願いします!
【4区:伊藤南美選手コメント】
プリンセス駅伝の応援・サポートありがとうございました。
初めての実業団駅伝でしたが、頼もしい先輩方・支えてくださった方々のお陰で私自身の役割だった「耐える」走りが出来ました。しかし、反省点もあり、クイーンズ駅伝までに弱点を強化していきたいと思います。
【5区:森田香織選手コメント】
たくさんの応援ありがとうございました。
昨年のクイーンズ駅伝は25位と大きく沈んでしまい、駅伝に対しての不安などを抱きながら迎えた駅伝でしたが、個々がそれぞれの力を発揮してチームみんなの力でそれを払拭するようなレースが出来たと思います。
この流れをしっかりクイーンズ駅伝に繋げていきたいと思います。
【6区:信櫻空選手コメント】
沢山の応援本当にありがとうございました。
前の区間5人が良い位置で私のところまで襷を繋いでくれ、私は自分の走りに集中し優勝だけを目指して走ることができました!初めての有観客での駅伝は本当に楽しかったです。この調子で、クイーンズ駅伝ではクイーンズ8奪還を目指しチーム一丸となって引き続き練習に取り組みます。
【キャプテン:森田詩織選手コメント】
プリンセス駅伝では沢山の応援ありがとうございました。皆さんから沢山の声援をいただき、優勝することができた駅伝でした。
クイーンズ駅伝に向け、よりレベルアップし、より強いパナソニックの走りができるようチーム一丸となって頑張ってまいります!引き続き応援よろしくお願い致します。
【堀優花選手コメント】
プリンセス駅伝では応援ありがとうございました!久しぶりの有観客でパナソニックの応援の力は凄いなと感じました。クイーンズ駅伝でもチーム一丸となり頑張ります。応援よろしくお願いします!
【川口幸奈選手コメント】
応援ありがとうございました。
今回は1区のサポートをさせていただきました。初めてのプリンセス駅伝で優勝することができ嬉しかったです!選手として優勝に貢献することはできなかったので、次は選手として頑張ります!