東京マラソン2021 森田香織選手が10位(日本人3位)でMGC出場資格獲得
3月6日(日)9時10分に東京都庁スタート、東京駅までの42.195kmで行われた「東京マラソン2021」に、森田香織選手が、初マラソンで出場。2時間27分38秒で女子マラソン総合10位、日本人3位でゴールしました。
試合後に開かれたMGCファイナリスト表彰式にて、パリオリンピックに目掛けて開催される代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への切符を手にしました。
天候は晴、最高気温14℃でしたが、時折北風が吹く中、森田選手は初めから自分のペースで試合を進め、単独で4位をキープ。40㎞手前で3位に浮上し、そのまま笑顔でゴールしました。
ゴール後、森田香織選手は、MGCシリーズのチケット贈呈式と記者会見に臨みました。
「MGC資格取得を嬉しく思うが、これに満足せず、日本のトップの場で勝負できるようしっかりと今後トレーニングをしていく」と語りました。
【森田香織選手コメント】
今回、初めてのマラソンとして東京マラソン2021にチャレンジしました。
結果は2時間27分38秒で10位日本人3位で2時間28分以内という事でMGCの出場権を獲得する事ができました。
レースはスタートしてから終始1人旅が多く、風もある中だったのでこのまま1人で最後まで走れるかなぁという不安はありましたが、事前の合宿でさらに強い風の中練習をしていたり、1人でリズムを刻んで楽に走れるようにする練習はしていたので自分を信じて走り続けました。その結果としてタイムは満足いくものではなかったですが、MGCの出場権を獲得する事ができて一安心しています。
マラソン練習は今までのトラックの練習とは全く違い、練習の時間や走行距離など長い時間をかけて取り組んできました。時には、思うように練習が出来なくなり、私は本当に42.195kmも走り切ることができるのかと思い悩んでしまった時もありましたが、チームのスタッフが今までの経験やアドバイスをたくさんくださったり、またチームのメンバーもそんな私を見て励ましてくれたり、また家族や職場の方々たくさんの支えがあってスタートラインに立つことが出来ました。走りながら何度もきつい場面がありましたが、支えてくださった方々の事を思うと簡単には諦められませんでしたし、それを力に変えて走ることができました。
楽しいと思えた42.195kmでした。
この経験を今後の競技にしっかりいかしていけるように精進してまいります。
引き続き温かい応援をどうかよろしくお願いします。