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トピックスでは、パナソニックエンジェルスに関する最新情報をお届けしています。

トピックス 2019年11月

クイーンズ駅伝3連覇に挑戦し、果敢に攻めたが惜しくも3位

11月24日(日)に宮城県にて、第39回全日本実業団対抗女子駅伝大会(クイーンズ駅伝in宮城)が22チームが出場する中開催されました。
この大会に史上4チーム目の3連覇を目指し、パナソニックエンジェルスが出場、松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間(42.195㎞)をタスキを繋ぎました。
試合はトップチームを終始追う展開となり、最後はアンカー中村選手が、ゴールの陸上競技場まで必死に追い上げましたが、トップと11秒差の3位(2時間15分21秒)となりました。

1区 渡邊菜々美選手

2区 森磨皓選手

3区 堀優花選手

4区 内藤早紀子選手

5区 森田香織選手

6区 中村優希選手

前日から残った弱い雨が降る気温13度の中、午後12時15分に試合はスタートしました。
初めての1区(7.0㎞)を任された渡邊菜々美選手はアップダウンの激しい難コースを終始落ち着いた表情で走り、3.5㎞を過ぎに10人のトップ集団の中に入る果敢な攻め。早くも5㎞を過ぎたあたりで、集団を抜け出した1人の選手を渡邊選手が追う展開で、そのままトップと20秒差の2位でタスキを繋ぎました。(区間2位)
2区(3.9㎞)は森磨皓選手。1位の選手が独走状態になるものを2位集団の中で、必死に追い掛け、後半やや遅れたものの6位でタスキを繋ぎました。(区間18位)
前半のエース区間3区(10.9㎞)は堀優花選手。日本を代表する選手が揃う区間で、次々に前の選手をとらえ、4.5㎞くらいで遂に2位に浮上し、前へ前へとトップの選手を追い駆け、そのままタスキを繋ぎ、見事区間賞を獲得(3年連続)。
4区(3.6㎞)を任されたキャプテン内藤早紀子選手は、コースで唯一の外国人区間をものともせず、序盤からもの凄いスピードでトップ選手を追い上る貫禄の走り。トップと46秒差で受けたタスキを25秒差まで縮め2位で繋ぎました。(区間8位、日本人2位)
後半のエース区間5区(10.0㎞)を任された森田香織選手は、懸命にトップ選手を追い駆け一時19秒差までつめましたが、後半トップ選手にまた離されたものの、そのまま2位でアンカーにタスキを繋ぎました。(区間5位)
アンカー6区(6.975㎞)を任されたのは、ルーキー中村優希選手。その差は32秒、そこから猛追が始まり5.7㎞付近でトップに5秒差となりました。陸上競技場に入る直前で惜しくも他の選手1人に抜かれるも、そのまま競技場にて応援団の「優希コール」を受けながらトップと11秒差の3位でゴールしました。(区間3位)
チームの記録は昨年優勝した際のチーム最高記録を1秒上回る2時間15分21秒。
なお、1区の渡邉菜々美選手、6区の中村優希選手は各区で最も印象的な走りをした選手に贈られる「MIR賞」を受賞しました。

沿道や競技場では、東北地区や選手の職場同僚からなる900名を超える大応援団が結成され、選手たちに熱い声援を送りました。

【監督・選手コメント】

●安養寺俊隆監督
今年のクイーンズ駅伝は3連覇、令和初の女王を目指して臨みましたが、優勝に11秒手が届かず、3位という結果に終わりました。
しかし、昨年のタイムを1秒だけですが上回ることができましたし、チーム総合力を上げることはできました。試合が終わり、3位ではやはり満足できない自分たちです。1年で優勝を奪還できるように、今日からまた日々精進してまいりますので、今後ともエンジェルスに温かいご声援をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

●1区:渡邊菜々美選手
応援ありがとうございました。今回は、1区ということで流れを作る役割、去年、一昨年、先輩が作ってくれたいい流れを自分がつくって、三連覇するぞという意気込みで望みました。流れ自体は、作ることはできたと思いますが、優勝するとなると1位との差を1区で作り過ぎてしまいました。1区は、タイムというよりも勝負で勝たなければいけない区間です。総合3位、区間2位ととても悔しいものとなりました。来年の駅伝では、頼れるエースとなって仙台を走ります。

●2区:森磨皓選手
クィーンズ駅伝応援ありがとうございました。今回2区を走らさせていただきました。私の今回の役割は先頭でタスキを渡すことでした。ところが渡邊先輩が良い位置で持ってきてくれたタスキを、崩す結果となってしまいました。
昨年良い流れを先輩方に作っていだだき今年は「自分が」と言う思いでいたので悔しい気持ちでいっぱいです。来年は更に力をつけ優勝に貢献する走りを必ずします。今後とも応援宜しくお願いします。

●3区:堀優花選手
応援ありがとうございました。3区、エースが集まる区間で優勝のために自分ができる走りをしようと思いスタートしました。追いかける立場でのスタートでしたがとにかく後半区間のためにと少しでも差が縮まるよう無心で走りました。途中応援団の声援が聞こえ、力を貰うことができました。やはり応援の声はとても力になります。個人としては区間賞をまさか今年も取れるとは思っていませんでした。優勝が一番だったので嬉しさより悔しさの方が大きいです。しかしトラックシーズン不調だったので強い選手がいる中での区間賞は自信となりました。来年に向け、また1年今日から始まります。チーム一丸となって頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします。

●4区:内藤早紀子選手
クイーンズ駅伝では応援ありがとうございました。3連覇を達成することが出来ず悔しい気持ちがとても強いですが、勝つことの難しさを改めて実感し、それでもこのチームならもう一度優勝を狙うことができる、そう思うこともできた収穫のある負けだったと思います。今回届かなかった11秒をしっかりと見つめ直し、来年は王者奪還、そしてチームとしてのターゲットタイムもクリアできるよう頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

●5区:森田香織選手
たくさんの応援ありがとうございました。目標としていた3連覇を達成する事が出来ませんでした。私自身、夏の故障が長引き駅伝に向けて万全の状態で臨む事が出来なかったという後悔がありますが、もう過去の事は変えられません。2連覇してきたからこそ3位で悔しいと思えるチームになりました。また女王奪還を目指して頑張ります。

●6区:中村優希選手
私にとって初めてのクイーンズ駅伝は3連覇を目標としていただけに、今回の結果は悔しいものとなりました。アンカー区間を任せていただき、1位でゴールテープを切るチャンスを自分のものにできず自分の力不足を感じました。
しかし、最後まで諦めず優勝を目指して走れたのは沿道からの声援、いつも支援してくださる方々のおかげだと思っています。来年は王座奪還、そして区間賞を狙える選手となって戻ってこれるよう頑張ります。ありがとうございました。

熱い応援、ありがとうございました。


応援メッセージを寄せ書きにして選手へ届けました

たくさんの応援メッセージをいただきありがとうございました。
第39回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 ~ クイーンズ駅伝in宮城 ~に出場するパナソニックエンジェルスに寄せ書きにした応援メッセージをお届けしました。
11月24日は宮城の現地、またはテレビで熱い応援をお願いいたします!

【メッセージを寄せてくださった皆様へ】

いつもあたたかいご声援をいただき、本当にありがとうございます。
みなさまの言葉のひとつひとつが私たちの力となります。
これから仙台へ向けて出発します。
クイーンズ駅伝3連覇目指して全員の力を合わせて頑張ってまいります。


※画像を選択すると別ウィンドウで大きく表示されます。 寄せ書とパナソニックエンジェルス集合写真


日体大記録会3000mで戸部選手、森選手が自己記録更新

11月16日(土)、パナソニックエンジェルスは横浜市内で行われた日本体育大学長距離競技会にて3000mに出場。
戸部千晶選手が9分21秒00、森磨皓選手が9分20秒25で自己記録を更新しました。

戸部千晶選手(No.25)

森磨皓選手(No.23)

【戸部選手コメント】

入社3年目の戸部です。11月16日に行われた日体大記録会の3000mに出場させて頂きました。
そして9分21秒00の自己ベストを出すことが出来ました。
それまでの記録が中学3年生以来塗り替えられておらず、6年ぶりのベストということで、まずはよかったと素直に嬉しかったです。
何よりも自分に自信がついたレースとなりました。しかし、このタイムで満足せず、どんどん上を目指して挑戦していきたいです。
そして、いよいよ来週となるクイーンズ駅伝に向けてチームの雰囲気もとてもいいと思うので、全員で闘っていきます!変わらぬ温かい応援の程よろしくお願い致します。

【森選手コメント】

入社2年目の森磨皓です。駅伝前の最後のレース。2年ぶりに3000mの記録を更新する事が出来ました。
レースは先輩方が作ってくださるペースにひたすらついて行くかたちでしたが、アルバカーキ合宿で沢山練習をこなすことが出来た事で自信を持って走れたと思います。
ラストもう少し切り替えて、気持ち良く上がりたかったですが、それが出来なかったのはまだまだ力不足なんだと思います。
このレースは自信も更につけ、改善点も見つけられてとても良いものになりました!
あと少しの駅伝までの調整期間を大切にしていきます!!
これからも心温かい応援のほどよろしくお願い致します!