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トピックスでは、パナソニックエンジェルスに関する最新情報をお届けしています。

トピックス 2018年11月

クイーンズ駅伝で優勝!二連覇を達成!

1位でゴールする森磨皓選手

  11月25日(日)、「第38回 全日本実業団対抗女子駅伝大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)」が開催されました。

  コースは、松島町文化観光交流会館前をスタートし、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)までの6区間42.195km。この大会に出場したパナソニックエンジェルスは、1区から首位を譲らず完全優勝で二連覇を達成しました(記録2時間15分22秒)。ご声援ありがとうございました。

1区 森田香織選手

2区 内藤早紀子選手

3区 渡邊菜々美選手へ

4区 金丸清香選手

5区 堀優花選手

6区 森磨皓選手

12時15分試合はスタート。松島の天気は晴れ、気温は11度。無風。

昨年と同じ1区を任されたエース森田香織。7kmながらアップダウンの激しい超難関コースを、さすが昨年の区間賞、序盤から終始落ち着いた様子で、巧みなコース取りをしながら、TOP集団の好位置をキープ。残り1km地点で万を持して集団を抜け出し、他の追随を一切許さず、そのまま第一中継所に駆け込み、2区にタスキを渡す、2年連連続区間賞の見事な走り。

2区を任されたのは、キャプテン内藤。チームのまとめ役であり心の寄りどころ的存在。パナソニックの柱に相応しく、凛とした表情でTOPを快走。中盤、2位集団から抜け出したチームに並ばれ、そこから激しいTOP争いを繰り広げる。残り250mでラストスパートをかけ、そのままTOPで3区にタスキを渡す。区間3位。
この1区、2区の先輩2人の走りが、以降の選手達に勢いをつけた。

3区は、入社2年目の渡邊菜々美。19歳ながら今年は初の日本代表にも選ばれ、大きな自信を付けた1年。オリンピアンを始めとする強豪が勢ぞろいの3区を、淡々とした走りでどんどん2位集団を引き離す。途中パナソニックの大応援団の声に背中を更に後押しされ、2位と57秒の差をつけ4区にタスキを渡す。まさに圧巻の走りで区間新まであと1秒の区間賞。

4区はルーキー金丸。唯一の外国人区間であり、各チームのスピード選手が集まる。2位の選手がどんどん追い上げて来たものの、必死で走る。最後の難関、アップダウンの激しい陸橋に差し掛かった時、安養寺監督が見えた。「いいぞ!腕を振って行け!」その言葉に頷くように腕を大きく振り、そのままTOPを守り抜き、タスキを5区へ。
(区間19位)

5区は昨年3区で区間賞のエース堀。2位が中継所で10秒差まで追い上げて来ていたものの、後ろは全く気にせず、淡々と自分のペースでピッチを刻み、2位集団をどんどん引き離す貫禄。一人旅はお得意のパターン、アップダウンの激しい区間でもスピードを落とすことなくアンカーであるルーキー森に1分06秒の差をつけ、タスキを渡す。区間新記録達成。

先輩堀に1分以上を貰ったアンカー森に迷いは一切無かった。一度も後を振り返ることなく、ゴールへゴールへと走りを進め、そのままチームメイトが待つ陸上競技場へ。
大きな歓声を浴びながら、145cmの小さなルーキーは、パナソニック創業100周年の記念すべき年に、ブルーの大応援団前で、優勝のゴールテープを切ると言う大偉業を成し遂げた。区間9位。

1区・森田香織選手、3区・渡邊菜々美選手、5区・堀 優花選手が、それぞれ区間賞を獲得。堀選手は5区の区間新記録となりました。さらに大会閉会式において、本大会のMVPに堀選手が選ばれ表彰されました。

日本実業団陸上競技連合 西川会長より優勝旗授与

MVPインタビューをうける堀選手

沿道や競技場では、東北地区や選手の職場同僚からなる900名を超える大応援団が結成され、選手たちに熱い声援を送りました。

【監督・選手コメント】

●安養寺俊隆監督
昨年は繰り上げでしたが初優勝をする事ができました。
今年は絶対に一番で優勝テープを切って正真正銘の「真の優勝」を勝ち取り、「パナソニック創業100周年に最高の恩返しをする!」を目標に1年間取り組んできました。
結果は、選手一人一人が自分の役目と責任をしっかりと果たし、スタートから一度もトップを譲ることなく力強く、頼もしくタスキを繋ぐ走りをしてくれました。
一世紀に一度の大仕事を成し遂げ、応援して下さる皆さまに、そして支援して下さる会社に最高の恩返しができたと思います。
来年は3連覇を目指し、また世界陸上出場を目指し、全員で一層の精進を重ねていきたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
更なる大きな夢、実現に向けて、エンジェルスは羽ばたいていきます!

●1区 森田香織選手
クイーンズ駅伝たくさんの応援ありがとうございました。目標としていた優勝を、チームみんなで達成する事ができて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
私は昨年と同じ1区を走りました。昨年が区間賞だったこともあり、区間賞以外は去年の自分に劣ってしまう、また優勝チームとしてメディアに取り上げられることで不安になる事もありましたが、駅伝当日スタートラインに立った時はパナソニック創業100周年このようなメモリアルイヤーに自分達が走れる喜び、そして最高の恩返しをしたいという気持ちで、やってるぞという強い気持ちに変わって自信をもって走り出す事ができました。
優勝を目標として本当に優勝出来る強いチームにパナソニックはなったんだと今回の駅伝で確信しました。来年の3連覇に向けこの1年また頑張りたいと思います。これからもパナソニックエンジェルスの応援よろしくお願いします。

●2区 内藤早紀子選手
クイーンズ駅伝では本当にたくさんの応援をありがとうございました。今年は、なんとしても創業100周年に最高の恩返しがしたい。その思いを全員で共有し、当日まで準備をしてきました。その結果、皆さんの応援の力もあり、目標としていた二連覇を達成することができました。正直、自信を持って優勝を狙うと言い難い時期もありましたが、優勝という目標はぶれることなく当日を迎えられた。それが今回の勝因だったのではないかなと思います。
来年は3連覇、そして今年の自分たちを超えるレースを目指して、またみんなで切磋琢磨し合いながら頑張ります。パナソニックの次の100年に向けて弾みをつけられる、そんなチームを築いていきます。これからも応援よろしくお願い致します。

●3区 渡邊菜々美選手
こんにちは!渡邊です。今回、クイーンズ駅伝は3区を走らせてもらいました。1区2区ととてもいい流れを作ってきてくれたので自分のペースで走ることができました。後ろから追われて怖かったですが、先頭だったので気持ち良くはしることができました。すーーーといって、ビュッといってガッという走りができたと思います。自分の区間の役割は果たせたと思います。
パナソニック創立100周年という記念すべき日に優勝できて、本当にうれしいです。真のゴールテープをきり、チームメイト、スタッフ、パナソニック大応援団の方々と一緒に喜び合うことができました。今とても達成感にあふれています。
パナソニック大応援団の応援はとても力になりました。自分の区間では、二箇所も応援してもらえ、きつい所も乗り越えられました。本当にありがとうございます!
今回の駅伝で、自分に自信もつきました。これから、もっと上に行けるよう努力していくので、応援よろしくお願いします!

●4区 金丸清香選手
クイーンズ駅伝ではどこよりも熱い応援をありがとうございました!4区を走らせていただきました、入社1年目の金丸清香です。
今年パナソニックは、創業100周年ということもあり、いつも温かく応援してくださる会社の方々をはじめ、たくさんの方に、恩返しをしようと、練習してきました。なので、どのチームよりも絶対優勝したい!という思いが強かったと思います!
1.2.3区を走った先輩方が、たくさんの貯金を作ってくださり、わたしは落ち着いてスタートすることができました。パナソニック応援団の前を通ったときは、どのチームよりも本当に力強くて大きい声援をしてもらい、鳥肌がたちました!そして、ここからだ!という気持ちにもなれました。
個人の結果としては、貯金をほとんど使ってしまい、区間順位、タイムはいいとは言えません。今回、わたしは前の走者と後ろの走者のみなさんに、助けられて、優勝を勝ち取ることができました。
本当にたくさんの応援ありがとうございました!来年は、もちろん3連覇を目標として望みます!
そして、わたしは今回助けられた分、来年は先輩のようにチームの為になれるような走りをしたいです!!
これからも応援よろしくお願い致します!

●5区 堀優花選手
クイーンズ駅伝では応援ありがとうございました。沿道では、パナソニックの応援団の方がキツイ場面で応援してくださる姿が見え、思わず笑顔になりました。応援が力になり、区間新記録で走ることができました。本当に優勝テープを切り、優勝できたこと、嬉しく思います。周りの皆さんの理解、応援がありこうして優勝ができました。また来年に向けて頑張っていきます。応援よろしくお願いします。

●6区 森磨皓選手
いつも 沢山の応援、本当にありがとうございます。今回6区を走りました 森 磨皓です。
1年目で駅伝を走らさせて頂いた事だけでも自分には充分なくらいですが、パナソニック100周年、また2連覇の時にゴールテープを切ることが出来て、貴重な経験をさせて頂きました。
4月から約8ヶ月間、チームに 迷惑ばかりかけてしまって、「何がなんでも 結果で返さないと!」という思いで走りました。個人の結果としては、区間9位と悔しい結果になり、先輩方に助けられてばかり…。
来年は先輩方のように、大きく優勝の力となり信頼出来る選手になるため、今から頑張っていきます。自主的に動けるよう、高い意識を持って練習に取り組んでいきます!
これからも応援よろしくお願い致します!

●森田詩織選手
いつも温かいたくさんの応援ありがとうござます。昨年優勝チームの失格により繰り上げ優勝というかたちとなり、複雑な気持ちの初優勝となりました。会社創業100年の今年、何としてでも真のゴールテープを切り優勝を!連覇を!っとこの一年、チームで取り組んできました。
競技場でアンカーの選手を迎え入れた時の高揚感、スタンドからのパナソニックコール、ゴール後の胴上げ、本当の優勝する事がが出来きたんだと実感しました。また今回優勝でチームの強さを証明する事ができ、昨年の優勝も意味のあるものになったのではないかと思います。
今回は出走する事が出来ませんでした。ですがたくさんの方々に「詩織ちゃんのいない駅伝は寂しい、来年は絶対に走ってね」など温かい声をかけていただき、本来なら私が応援してくださる皆さまに元気や感動を届けなければいけないのですが、今回みなさんの言葉にたくさん救われました。
来年は応援してくださる方々の為にも三連覇に走りで貢献出来るよう日々精進して参りたいと思います!これからも応援よろしくお願いします。

●戸部千晶選手
今年のクイーンズ駅伝、創業100周年の年に優勝することができました。応援ありがとうございました。
私は仙台入りしてから体調を悪くしてしまい、急遽控えに回ることになりました。その時、情けない気持ちと何よりも選手、スタッフ、応援に駆けつけてくれるたくさんの方々に申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。それでも、私の代わりに走ってくれた後輩の走り、先輩、同期の絶対に負けないという強い走りを見て、このチームとして1年間頑張ってきて本当によかったと思えました。今回も優勝できたのはキャプテンの早紀子先輩が私たちを信じ、引っ張ってくださったお陰です。
来年も優勝チームとして挑めるので、これからまた一から頑張ります。今後とも温かい応援よろしくお願い致します。本当にありがとうございました。

●川路芽生選手
いつも温かいご声援ありがとうございます!3年目の川路芽生です。今回の駅伝はサポートに回りました。1区からアンカーまで先頭を譲らず、完全優勝で会社創業100周年にエンジェルスとして花を添えることが出来たのは、選手一人一人の頑張りとスタッフの日頃のサポート、皆さまの声援があったからこそだと思います。
私もみんなの走りに感動と元気を貰いました。私自身も強くなって、チームの3連覇に向けて今後も精進していきます。これからも応援よろしくお願い致します。

熱い応援、ありがとうございました。

第38回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会のお知らせ

  11月25日(日)、「第38回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 ~ クイーンズ駅伝in宮城 ~ 」が、宮城県にて開催されます。
昨年の同大会にてシード権を獲得した8チームと今年の予選を勝ち抜いた14チームを合わせ、強豪22チームによる激しい上位争いが予想されます。
選手たちは、皆様のご期待に応える結果を出せるよう、チーム一丸となってトレーニングに励んでおります。
当日は沿道に9箇所の応援拠点を設け選手を激励しますので、沿道や競技場で皆様の熱いご声援を何卒よろしくお願いします。

コース・応援拠点(集合時間)

コース図及び応援拠点は下記の地図を参照願います。
応援拠点の詳細地図はリンクをクリックして参照願います。

全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 コース・応援拠点