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トピックスでは、パナソニックエンジェルスに関する最新情報をお届けしています。

トピックス 2017年12月

山陽女子ロードレースで堀選手(10km)、森田香織選手(ハーフ)が入賞

  12月23日(土)、岡山県陸上競技場を発着とする「第36回 山陽女子ロードレース大会」で、10kmに出場した堀優花選手が32分27秒で2位入賞(日本人トップ)、また初のハーフマラソンに出場した森田香織選手が1時間10分11秒の好記録で6位(日本人5位)に入賞しました。

  またこの試合の結果を元に、3月末にスペインにて開催される世界ハーフマラソン大会の日本代表が後日発表になります。

堀優花選手/10km

森田香織選手/ハーフマラソン

クイーンズ駅伝で準優勝!

11月26日(日)、「第37回 全日本実業団対抗女子駅伝大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)」が開催されました。
コースは、松島町文化観光交流会館前をスタートし、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)
までの6区間42.195km。この大会に福岡県での予選を2位で突破し出場したパナソニックエンジェルスは
懸命にタスキを繋ぎ2時間17分07秒で2位。創部30周年を準優勝で飾ることが出来ました。ご声援ありがとうございました。

1区 森田香織選手

2区 渡邊菜々美選手

3区 堀優花選手

4区 戸部千晶選手

5区 森田詩織選手

 

6区 内藤早紀子選手

序盤からハイペースの中、森田香織選手は終始集団の2列目のポジションをキープしながら、残り500mを切りラストスパート。一気に集団から飛び出し、続く他の選手に3秒差のトップで2区にタスキを繋ぎました。
トップでタスキを受けた渡邊選手は序盤からエンジン全開、独走態勢を築いていきました。ルーキーとは思えない堂々とした走りでここも区間賞を獲得。2位に22秒差をつけました。
堀選手は、渡邊選手の好走を受けて、余裕を持ってのスタート。終始マイペースを守り、2位を大きく引き離し、堀選手も区間賞を獲得。3人連続の区間賞となりました。
駅伝初出場のルーキー戸部選手は、落ち着いたスタートでしたが、前半から積極的な走りをみせました。終盤の上りで苦しい表情を見せたものの最後まで気力の走りを貫き、トップを死守して森田詩織選手に繋ぎました。
長距離を得意とする詩織選手は、前半5kmを16分33秒で落ち着いて入るが、後続の選手にじわじわと差を詰められ、6km付近の並走からついにトップの座を譲り12秒差で内藤選手にタスキを渡しました。 キャプテン内藤選手は区間3位となる執念の走りで、競技場のパナソニック応援団の“サキコ”コールを受け、第2位で歓喜のフィニッシュを飾りました。

【監督・選手コメント】

●安養寺監督
予選のプリンセス駅伝では終始トップ争いを演じて2位通過。昨年に比べて一人一人が力をつけ、チーム力がかなりアップしたことが実感できましたので、今年こそ上位、シード権を狙ってクイーンズ駅伝に臨みました。
予選からずっと好調さを維持してきた森田香、渡邊、堀を1区~3区に並べ、3区が終わった時点で3位を想定しましたが、3区間連続区間賞を獲得するという快挙を成し遂げ、3区が終わった段階でのトップははっきり言って監督である私自身が一番びっくり致しました。
プリンセス駅伝後に足の痛みが悪化する選手や体調を崩す選手が出てしまい、一時は5人しか練習ができない苦しい期間もありましたが、「ピンチは一人一人が成長するチャンス」と捉えて調整してきました。本番当日は「流れに乗る以上に流れを掴み、一人一人がのびのびと走って笑顔で競技場で会おう!」と選手たちと約束して送り出しました。後半の4区、5区、6区もよく踏ん張って粘り、創部30周年という記念すべき年を過去最高順位に並ぶ2位という満足のいく結果で襷を繋ぎ終える事が出来ました。 これからはクイーンズ8の常連チームとなり、特に来年は更に高みとなる初優勝を目指し、パナソニック創立100周年に華を添えられる結果が得られるように、チーム一丸となって頑張っていきます。本当にたくさんの応援ありがとうございました!

●1区 森田香織選手
予選会に引き続き1区を走りました、森田香織です。クイーンズ駅伝、たくさんの応援ありがとうございました。
今年、パナソニック女子陸上部が創部して30周年。その節目の年にチームとして今まで応援してくださった方々に結果で恩返しできたらという思いでこの1年取り組んで来ました。優勝には届きませんでしたが、チームで目標に掲げていたクイーンズ8(8位入賞)ではなく、それ以上のチーム過去最高順位タイの2位という結果を出すことができ素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。
2位となれば目指すところは1つ、優勝です。来年はパナソニック創立100周年。優勝という形でお祝いできるよう、また1年努力してまいりますのでこれからも応援よろしくお願いします。

●2区 渡邊菜々美選手
こんにちは!応援、本当にありがとうございました。今回、2区の3.9kmを走らせていただきました渡邊菜々美です。
プリンセス駅伝を走ったことで、緊張している中でも落ち着いていられました。1区の香織先輩が一位できてくれたので、この位置を絶対に渡さないぞという気持ちで走り始めました。
距離も短い区間なので、とにかく思い切って攻めて走ろうと決めていました。2.5kmすぎくらいにパナソニックの方々の応援があり、元気をもらいました。ものすごい応援で走りながら、びっくりしました。ラストもう少しキレをだしたかったです。今回、先頭で走り、先頭でタスキを渡せました。なかなか味わえないとても良い経験となりました。パナソニック準優勝というものにたずさわれて、本当に嬉しいです。これからも、頑張っていきますので、温かい声援よろしくお願いします。

●3区 堀優花選手
クイーンズ駅伝ではたくさんの応援ありがとうございました。私は去年のクイーンズ駅伝を終えて私がエースになると宣言しました。そして、今年はエース区間である3区を走らせてもらいました。走る前からクイーンズ8、良くて5位に入ろうとあまり優勝を意識しておらず、とにかく私の区間でいい流れを作ること、後半区間までに5位以内を目標にしていました。
当日は1、2区と連続区間賞でとてもいい流れを作ってくれました。この勢いを止めるわけにはいかないと、3区はたくさんの日本のトップランナーの人たちが走り緊張はしましたがのびのびと自分の走りができました。優勝が見えていただけに準優勝は悔しいですが、これから目指すは1位しか無くなりました。来年私がパナソニックのエースと言われるようになり、日本一を取りたいと思います。また更に強いパナソニックエンジェルスになれるようみんなで頑張ります。これからもよろしくお願いします!

●4区 戸部千晶選手
皆さん、クイーンズ駅伝の応援ありがとうございました。今回4区を走らせていただきました、戸部千晶です。私はパナソニックに入社して初めての駅伝を走るということで、ドキドキでした。しかし、1区の香織先輩、2区の菜々美ちゃん、3区の優花先輩が完璧な走りで2位と大差をつけて走ってきてくだったおかげで、そのままトップの位置で走り続けるという、これまでにない経験をさせていただきました。
走り始めは沿道のパナソニック応援団の顔や声がわかり、嬉しくて笑顔が自然とてでくる程リラックスした走りをしていましたが、最後の大事な跨線橋を上るところでペースを落としてしまい、中継所の前で苦しい姿を見せてしまいました。1位で通過はしたものの、差は縮まり、5区の詩織先輩、6区の早紀子先輩に負担をかけてタスキをつなぐことになり申し訳ないです。それでも、2位という過去最高順位と並ぶ成績で早紀子先輩がスタンドに戻ってきて、ゴール後は倒れこむほどの力を振り絞っていた姿を見た時、全員駅伝という言葉が思い浮かびました。今回サポートをしてくださった麻美先輩、ひとみ先輩、芽生ちゃんが選手と一緒に走る気持ちで挑み、監督、コーチ、スタッフの今までの指導、支えがあり、何よりもパナソニック社員の方々が現地、テレビでの力強い応援があっての駅伝だったと思います。その中で走れるのは本当に幸せなことで、感謝の気持ちでいっぱいです。 この想いを忘れず、これから長いようで短い1年後のクイーンズ駅伝に向けて、早紀子先輩率いる先輩方、同期と更に切磋琢磨し、次は優勝するために頑張っていきます。どうかこれからも温かい応援よろしくお願いします。来年もパナソニック全員で闘っていきたいです!

●5区 森田詩織選手
テレビや現地での沢山の応援ありがとうございました。前半区間から完璧なレース展開で来てくれて1番で襷を受けとる事ができ、仙台の地を1番で走れたこと、クイーンズ8に入れた事、本当に嬉しいかったです。ですが、私の区間で先頭を譲ってしまい、優勝から遠ざけてしまったことの悔しさ、自分の力のなさを痛感したと同時に「来年はもっと強くなって自分がチームに勢いづける走りをするんだ」という気持ちに奮い立たされました。 今回の駅伝では「気負わずのびのびと」が一つの合言葉でした。ですが準優勝という称号を得たと同時に今度は追う立場から追われる立場になり、期待やプレッシャーなど今年とは違う状況になります。その中でも私たちのチームのやるべきことをしっかり明確にし、着実に行って来年はさらに上、優勝を目指して頑張ります!これからも応援よろしくお願いします。

●6区 内藤早紀子選手
クイーンズ駅伝ではたくさんの温かいご声援をありがとうございました。ようやく、皆さんの期待に応える結果を残すことができました。今年は創部30周年を迎え、キャプテンとして初めて迎えるクイーンズ駅伝でもありました。今年度からキャプテンを務め、正直プレッシャーに負けてしまいかけたこともありました。しかし、そういう時こそチームメイトの存在が支えになり、優勝が見えていただけに悔しさがないと言えば嘘になりますが、最高の結果を残すことができ、嬉しさと同じくらい今はホッとした気持ちです。そして、このチームのキャプテンを務められていることを誇りに思います。 前半区間が本当にいい形で後半区間に繋いでくれたので、緊張も吹っ切れ、ただ前だけを見て走ることができました。予選会と同じ2を示したゴールでしたが、来年に向けてのVサインをあの場所に残してこれたと思っています。今年も十分勝負できる自信はありました。しかし、それでも勝てなかったということは優勝するためには何か足りないということです。優勝するということはそう簡単にできることではありませんが、このチームなら必ずできると信じ、また1年間頑張って参りますので、今後ともパナソニックエンジェルスの応援をよろしくお願い致します。