トピックス 2017年10月
第3回 全日本実業団対抗女子駅伝予選会で2位
本大会への出場権を獲得
10月22日(日)第3回 全日本実業団女子駅伝予選会 『プリンセス駅伝in宗像・福津』(福岡県 宗像市~福津市往復6区間42.195km)が行なわれました。
パナソニック女子陸上競技部は、29チーム中2位(2時間20分35秒)でゴールし、11月26日、宮城県で行われる全日本大会への切符を手中にしました。ご声援ありがとうございました。
1区 森田香織選手
2区 渡邊菜々美選手へ
3区 堀優花選手
4区 川路芽生選手
5区 森田詩織選手
6区 内藤早紀子選手
台風21号に伴う強風の中、1区はスローペースの展開。残り1kmを切ってから、一気にペースが上がり、森田香織選手はトップとの差2秒で区間賞を逃すも、好位置でルーキー渡邊菜々美選手へタスキを繋ぎました。
渡邊選手は果敢に先行選手を捉え、中盤でトップに浮上。中継所では20m余り離して区間賞を獲得しました。
堀優花選手は、終始前を見据えた走りで、身体を飛ばされそうな強風に後半苦んだものの、2位に30秒の大差をつけ独走態勢を築きました。
4区は外国人選手の指定区間。ルーキーの川路芽生選手は、堀選手からタスキをしっかり受け取ると、序盤から落ち着いた表情でペースを刻み、ひとりには抜かれましたが、その後も自分のペースを守りきり、2位の座を死守。区間順位も日本人2位と上々の駅伝デビューを飾りました。
5区は猛烈な向かい風の中での我慢比べとなったが、森田詩織選手は焦ることなく差を詰めて行き、終盤はトップ争いの長いデッドヒートが続きました。最後は、詩織選手が執念で逆転、僅か一秒差でトップでアンカー内藤早紀子選手へ。
内藤選手は前半から積極的な走りに徹し、一時は後続を引き離しにかかるが、フィニッシュ直前に逆転を許し惜敗。7秒差の2位となりましたが、見事にアンカーとして主将の大役を果たしました。
【監督・選手コメント】
●安養寺監督
『気負いすぎず、のびのびと走ってタスキを繋ぎ3位で予選を通過する』を目標に掲げてプリンセス駅伝に臨みました。優勝を7秒差で逃す2位でしたが、目標を達成する満足のいく結果でタスキを繋ぎ終えました。台風の強風の中、選手たちは一人も崩れることなく安定した走りで、昨年より数段強くなった走りを見せました。プリンセス駅伝はあくまでも通過点。今年のチーム目標は本戦でクイーンズ8を獲得すること。今回の結果を自信に代え、あと1ヶ月でもう一段レベルアップを図り、必ずや目標を達成したいと思います。仙台でもエンジェルス達がハツラツと元気にのびのびと駆け抜けますので、引き続き熱きご声援、よろしくお願いいたします。
●1区 森田香織選手
プリンセス駅伝1区を走りました。森田香織です。大会当日に台風が接近していて悪天候が予想される中、現地まで駆けつけて応援してくださった皆さん、またテレビなどをご覧になってくださった皆さん、たくさんの応援ありがとうございました。チームとしては2位。あと少しで優勝という所だったので悔しい気持ちはありますが、今回走った29チームまたクイーンズ8のチームに今年のパナソニックは強いんだぞとしっかりアピールする事ができクイーンズ駅伝に向けて自信をつける走りを皆んなでする事が出来ました。
私の自身は1区の区間順位は2位で1位と2秒差と一番悔しい順位をとってしまいました。この悔しさをクイーンズ駅伝でしっかり晴らせるように残りの1ヶ月もう1度しっかり練習を積んでいきたいと思います。
今年でパナソニック女子陸上部は創部30周になります。記念すべき年をクイーンズ8に入って締めくくれるようチーム一丸となって頑張ります。これからもパナソニック女子陸上競技部の応援よろしくお願いします。
●2区 渡邊菜々美選手
今回2区を走らせていただきました。とても緊張しましたが、良い位置でたすきを渡してもらい、また、強い先輩方がいるので安心して、のびのび走ることができました。きついところで応援してくださる方々が目にはいりました。そこで、力をもらえ復活して走ることができました。クイーンズ駅伝につながる走りができたと思います。今回の駅伝で、周りの方々の支えを大きく感じました。応援して下さった方々、両親、祖母、本当に感謝です。クイーンズ駅伝では、もっと良い走りができるように怪我をせず、練習していきたいと思います。ラストの切り替えを課題としてやっていこうと思います。クイーンズエイトに入れるよう、自分の役割を果たしていきたいとおもいます。
●3区 堀優花選手
福岡ではたくさんの応援ありがとうございました。今回初めてエース区間と呼ばれる3区を走りました。チーム目標は3位以内でした。1・2区からいい流れを作ってくれて、このままトップで襷を繋ごうと思い走りました。後ろから追いつかれましたが、自分のペースで走りました。後半、あまりいい走りが出来なかったですが初めて区間賞を取ることができました。嬉しかったです。エース区間と呼ばれる区間で1番になれたことは自信になりました。クイーンズ駅伝はレベルの高い戦いになりますが、パナソニックは強い!と言われるようにチーム一丸となり頑張ります。応援よろしくお願いします。
●4区 川路芽生選手
悪天候の中、宗像・福津へ応援にきて下さった方々、ありがとうございました。またいつも温かいご声援、本当にありがとうございます。今回のプリンセス駅伝で私は4区を走らせて頂きました。本番に調整がうまくいくか不安もありましたが、3位以内というチームの目標を達成することができ、終始1位と2位をキープしてレースができました。個人的には、自分の区間で1つ順位を落としてしまい、タイムと共に悔いの残る結果となってしまいました。クイーンズ駅伝でも出走して次はチームの力に貢献できるように、そしてクイーンズエイトに必ず入れるように強い気持ちをもって頑張ります。今後とも応援よろしくお願い致します。
●5区 森田詩織選手
たくさんのご声援ありがとうございました!今回、5区はとても強い向かい風の中でのレースで壁が立ちはだかっているような状態でした。先頭が見える位置で襷を繋いでくれたので早い段階で追いつこうとしましたが、追いついては離されの繰り返しで何度も何度も苦しい場面がたくさんありましたが、沿道の大きな声援が本当に背中を押して下さいました。目標にしていた3位入賞は達成できましたが、7秒差で1位を逃したり、区間2位だったりと悔しさ勝っています。またレースで課題もたくさん見つかりました。残り1ヶ月と限られた時間ではありますが今回よりもいい状態で仙台にのぞめるようチーム一丸となって頑張ります。引き継ぎ応援よろしくお願いします!
●6区 内藤早紀子選手
予選会ではたくさんの応援ありがとうございました。台風接近にも関わらず現地まで足を運んでくれた方、テレビなどで応援してくれた方、皆さんの応援が本当に力になり2位という成績を獲得することができました。
私はアンカーを任され、これ以上はない良い位置で襷を受け取りました。襷を受けた瞬間、この襷を必ずトップでゴールまで運ぶんだと思い走り始めましたが、守り切ることができず悔しい気持ちでいっぱいです。そんな中、ゴールで仲間が笑顔で迎えてくれたことは本当に嬉しかったですし、笑顔で待っててくれたからこそ、みんなの元にトップで戻って来たかったと涙が溢れてしまいました。ですが、勝負に負けたことで勝つということの難しさを痛感し、自信があってもまだまだ力不足ということに改めて気づくことができました。今回の悔しさを忘れず、クイーンズ駅伝ではキャプテンとしてチームを引っ張れる走りでリベンジできるよう本戦までの1ヶ月、仲間とともに頑張ります。そして創部30周年を迎えた今年、必ずクイーンズ8を勝ち取りパナソニック女子陸上部の新たな歴史を刻みたいです。本戦でも温かい応援をよろしくお願い致します!
第3回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会のお知らせ
第3回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会『プリンセス駅伝 in 宗像・福津』が、10月22日(日)福岡県にて開催されます。
この予選会にて、パナソニックエンジェルスは、11月に行われる全国大会への切符をかけて戦います。
福岡の地を駆け抜けるパナソニックエンジェルスに、皆様の熱いご声援をお願いいたします。