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トピックス 2017年7月

アジア陸上競技選手権大会で、堀優花選手が銀メダル獲得

  インド・ブバネーシュワールにて開催の「アジア陸上競技選手権大会」、最終日の7月9日(日)に女子10000mが行われ、堀優花選手が見事銀メダル(32分23秒26)を獲得しました。

  現地の天候は曇、気温30度、湿度87%と過酷なコンディションの中の大会でしたが、2000m過ぎてから堀選手が前に出て、1周76“-77”の自分の走りやすいペースで引っ張りました。高温多湿下の状況で、早々と中国、インドの選手2人が離れはじめ、5000mで先頭集団は5人。そこからサバイバルレースとなり、6000mあたりから堀選手とキルギスの選手が後続をジワジワと引き離して行きました。

  堀はペースを落とさずに引き離そうと試みたが、思い通りに相手は離れてくれず、ラストは競り負けてしまいましたが、チャレンジ精神溢れる試合展開でした。

  晴れの表彰式にて、インドの夏の夜空に見事な「日の丸」を掲げました。

  【堀選手コメント】

  ナマステー。いつも暖かいご声援ありがとうございます。インドから無事に帰国しました堀優花です。

  今回、私はアジア選手権の女子10000メートルに日本代表として出場させていただきました。世界クロカンに続き、2度目の「ジャパン」のユニフォームを着ることができました。

  インドは水事情が悪く、日本人は、大抵の人が体調を崩すと聞いていたので不安な部分が大きかったですが、ホテルや陸連のスタッフの方が、事前に注意を喚起してくださり、心配していた水で体調を崩すことはありませんでした。食事がとても美味しく、私はインドカレーが好きなので毎回の食事が楽しみでした。

  インドの人たちはみんな親切でしたが、写真が好きらしく、歩くたびに写真を一緒に撮ってくれと求められました。治安が悪い場所もあるため、外出が制限され、街中を自由に歩けなかったのは残念でした。街中には牛が寝ていたり、野犬がウロウロしているのが印象的でした。

  10000メートルは大会最終日に行われ蒸し暑い中のレースとなり、ペースがどうなるか分からないままでしたが2000メートルあたりから先頭で引っぱりました。今回もいつもの課題であるラストスパートが弱くラストで負けてしまいました。タイムではなく勝負にこだわるレースが自分なりに出来たことは成果でしたが、やっぱり悔しいです。しかし表彰台に上がることができ、「銀メダル」も貰う事ができ、とても嬉しかったです。
タイムや順位はまだまだ世界や日本のトップレベルとは程遠いのでこれからの夏合宿で、怪我をしないよう、取り組み駅伝に向けて力をつけていきます。

  また日本でホクレンに出ている先輩や後輩の走りを見て私も頑張ろうと思いました。

  駅伝に向けてチーム一丸となり頑張ります。

  これからもよろしくお願いします!