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トピックス 2015年12月

第35回 全日本実業団女子駅伝で健闘、10位

12月13日(日)、「第35回 全日本実業団対抗女子駅伝大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)」が開催されました。
コースは、松島町文化観光交流会館前をスタートし、仙台市陸上競技場までの42.195km(6区間)。
この大会に福岡県での予選を突破し、出場したパナソニックエンジェルスは、懸命にタスキを繋ぎ2時間17分05秒(チーム新記録)で10位となりました。

1区 森田香織選手

2区 森田詩織選手

3区 山崎里菜選手

4区 中村仁美選手

5区 加藤麻美選手

6区 内藤早紀子選手

曇り空で気温9.5度、風もない穏やかな状態で、12時15分に大会はスタートしました。
1区(7.0km)は、中盤まで大集団が崩れず、速いスピードの展開。
アップダウンの激しいコースながら、終始集団の中央、好ポジションをキープしていた森田香織選手は、残り1kmからのペースアップに対応、
終盤の激しい上位争いに加わり、見事トップから12秒差の7位でタスキを繋ぎました。
好位置で双子の姉からタスキを受けた2区森田詩織選手は、3.9kmの短い区間でスピード感溢れる走りを見せ、この区間で2人抜いて5位(区間3位)の大健闘でした。
3区(10.9km)山崎里菜選手は、更に上位を狙って序盤から積極的に前を追いかけました。しかし終盤、各実業団のエースが後方から進出、山崎選手は懸命に最後の力を振り絞りましたが、12位(区間13位)と順位を落とす結果となりました。
唯一の外国人選手指定区間4区(3.6km)を任されたベテラン中村仁美選手は、シード権8位を目指し、12位からの巻き返しを狙い、上位7人が外国人が占める中で、区間11位と大健闘。1人を抜いて11位までチームを押し上げ、レース終盤に望みを繋ぎました。
後半の長距離区間5区(10.0km)は、マラソンランナーの加藤麻美選手。約30m前を行く選手を懸命に追いかけ距離を詰めました。
その姿が陸上競技場のモニターに映し出されると、応援団から大きな拍手が沸きあがり、逆転にはならなかったっものの、前を行く選手と同タイム11位(区間9位)でタスキを繋ぎました。
アンカー6区(6.795km)は、内藤早紀子選手。タスキを受けるとすぐに1人を抜いて10位に浮上。そのまま懸命に走りぬき、陸上競技場に入ってくると、ラストスパート。
応援団からは、「早紀子コール」に合わせ、ブルーのスティックバルーンが激しく打ち鳴らされ、そのまま10位(区間15位)でゴールしました。(2時間17分05秒)
悲願のシード権獲得はならなかったものの、「前を前を」と追い駆ける気持ちを切らさず、控えの選手も含めたチーム「全員駅伝」を成し遂げた42.195kmでした。

【選手コメント】

●1区 森田香織選手
この度はたくさんの応援ありがとうございました。1区を走らせていただいた森田香織です。今回、過去5年間仙台で行われた大会のチーム記録の中で1番速いタイムでしたが、目標としていた8位入賞に届きませんでした。来年の全日本実業団女子駅伝は11月27日と、もう1年をきっています。また、来年も予選会からのスタートとなりますが、しっかり通過し全日本で皆さんにいい報告ができるよう頑張ります。
これからも応援よろしくお願いいたします。

●2区 森田詩織選手
たくさんのご声援ありがとうございました!今回、10位とうい事で目標の8位には届きませんでした。力を出し切っての10位。力不足と言う事を強く感じたレースとなりました。来年こそ8位入賞出来るように、チームまた自分自身また一から頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。

●3区 山崎里菜選手
今年もたくさんのご声援を本当にありがとうございました。8位入賞、シード権獲得を目標にやってきましたがそこには届かず自分の力不足を痛感しました。ですが、その中でもチームに力が付いてきた事、チームとしてもっと上も目指していけるのではないかという手応えを感じることも出来ました。これからまた来年に向けて更に力をつけるため、自分としては3区で区間上位争いに食い込む選手になるためにも日々の練習に励んでいきたいです。

●4区 中村仁美選手
今回の駅伝は選手全員が自分の力を発揮することができたと思います。全員が持ってる力を出し切れば8位入賞できるという自信をもって望んだ結果、10位でシード権を逃してしまいました。そこはまだまだ力不足だったと謙虚に受け止めたいと思います。また更にレベルアップできるチームだと思うので来年こそは入賞目指して頑張ります。
本当にたくさんの応援ありがとうございました。

●5区 加藤麻美選手
駅伝では温かいご声援ありがとうございました。今回私は5区を任せていただきましたが、流れを変える事が出来ず自分の力不足を痛感しました。チームとしてはこの1年間、8位入賞でシード権獲得を目標に取り組んできましたが、結果10位でした。この結果をしっかりと受け止め、この悔しさを来年の仙台でリベンジしたいと思います。沢山の方々のご声援がとても力になり、感謝しています。ありがとうございました。

●6区 内藤早紀子選手
全日本ではたくさんの応援ありがとうございました。アンカーとして8位のチームを追いきれず役割を果たせなかったことが、本当に悔しいです。来年も予選会からのスタートになりますが、予選会は圧倒的な強さで勝ちあがり、本戦でシード権を獲得できるようまた1年、チーム一丸となり頑張ります。
これからも温かいご声援をよろしくお願いします。