育児休業取得者の声

従業員とその家族を
大切にする会社の姿勢が
妻の精神的な安定に
つながったと思います。

イノベーション本部／神田 卓矢さん

取得時期：2020年5月27日～6月5日

Q 休みを取得されて良かったこと、気づき、大変だったことは?

A

妻が産後で大変な時に休みを取って育児と家のことを代わりにやってみて、自分が家のことを何も分かってないということ分かりました。この経験で私も妻の状況に応じて柔軟に送り迎えや食事の準備など、積極的にするようになりました。普段は私は仕事で日中は育児も家のことも妻にまかせっきりになります。妻からしたら何かあった時に仕事があるから私には頼れず、実家からも遠く離れているため、どこにも頼れずに自分一人で対応しないといけないのかなどの不安があったと思います。今回、この休みを通じて何かあったら私も柔軟に休むことが出来ること、会社が従業員とその家族を大切に思ってくれていることが伝えられました。それによって妻の不安も解消され、精神的な安定につながったと思いますので、そのことが一番良かったと私は思っています。

Q 男性の育児のための休みを定着させるためには、どうしたら良いと思いますか？

A

全体的に生真面目な人や周囲の顔色を伺い過ぎる人が若干多いような気がしており、周囲と違うことをすることに抵抗を感じている、そういうところが取りにくさにつながっているのだと思います。人がどう思うかではなく自分がどうするかを考えること、人と違っても良いという風土を定着させることが必要と思います。私は「もっと自由でいいんじゃない？」と思います。

Q 男性の育児のための休みの取得を考えている人へのメッセージはありますか？

A

育児・家のことなど普段と違う経験をすることで普段は何も思っていなかったことに気づいたり、取った後に振り返ってみて分かること、その経験が仕事の考え方にプラスにつながることもあると思います。私は取ったことで自身の変わるきっかけになり、休んで良かったと思います。是非、子供が生まれる男性の方には絶対に取って新たな経験をしてほしいです。