#05
「自分にしかできないこと」
を追い求めて。
- 福田 悦之 Etsushi Fukuda
- 2018年入社/文学部卒
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神奈川県出身。北海道の大学を卒業し、入社後は大阪、札幌での研修を経て、帯広(道東営業所)に配属。学生時代から根っからのアウトドア派で、休日は登山やスキーを満喫している。
人と違うことがしたい、
それが就活の軸だった。
「帯広は北海道の中でも、特に自然豊かな十勝地方にあり、普段忘れている大切なものを思い出せるような場所。車で15分も走れば、見渡す限りの空と大地、地平線に続く山々、そんな景色の中に自分だけ、というような場所に行けたりする。都会のせわしない日常にいると見失ってしまう、等身大の自分を思い出せる場所です」。
北海道帯広市にある道東営業所で働く福田はそう話す。川崎市で生まれ育ち、大学進学を期に北海道へ。幼い頃から自然が好きで、北海道でのくらしに憧れて進学先を決めたそうだ。
「就活の際、住宅に関わる仕事を志望していたわけではないんです。人と違うこと、自分にしかできないことがしたい、将来的には海外に関わる仕事がしたいというのが大きな軸でした。だから勤務地の希望も特になかったんですが、配属発表でまずは札幌勤務と言われた時は“北海道とお別れせずにすんだ”と素直に嬉しかったですね。それくらい大好きな場所です」。
そんな福田がこの会社を選んだのは、「パナソニックグループは世界中に様々な商品・サービスを展開しており、“人と違うこと”を実現できるポテンシャルがあると感じた」から。加えて、「制度・風土の両面から、社員一人一人の挑戦を後押ししてくれる会社」という点も決め手になった。
入社当時は、建築業界の知識もなく、苦労したことが多かったそうだ。
「最初は業界用語もわからず、お客様の求めていることが理解できない毎日だったので、とにかくひたむきにお客様と向き合って、関係性を築いていきました。元々、打算的なことや駆け引きが好きではなく、謙虚で素直な人間でいたいという気持ちが強くて。だからこそ、常に本音で対話を重ね、時にはお叱りを受けながらも、心から信頼される関係を築くよう心がけています」。
ただモノを売るだけの
営業にはなりたくない。
福田の所属する道東営業所は、全国的にも少人数の営業所だ。だからこそ、自分のやりたいことを実践できる環境があるという。
「例えば、販売拡大に向けた企画内容を自分たちで考え、提案、実行することができます。入社4年目の時に、帯広の工務店数社と共に、“未来の農家の家を考えよう”というオンラインサロンを立ち上げたことがありました。農家さんの家って間取りが独特なんですが、実際の農家さんにインタビューを行うなど、農家の方がくらしやすい間取りを工務店の方々と一緒に考え、そこに見合うパナソニック商品を提案、採用に繋げるという内容です。私が心がけているのは、ただモノを売るだけの営業にならないこと。“この商品があれば、こんなくらしが実現できますよ”と、お客様のライフスタイルに寄り添った提案をしたいし、ここはそれができる環境だと感じています。人と違うことがしたいと考えていた就活時の思いが、少しずつ叶っている実感がありますね」。
地方の営業所では、現場やエンドユーザーとの距離が近い分、商品が生活の中でどう使われているかを肌で感じ取ることができ、それがやりがいに繋がっているという。
「現場の大工さんから直接相談を受けたり、工務店さんからの依頼で直接お客様のお宅へ伺って問題を解決したり。そんな日々の中で感謝の言葉を頂き、自社商品のくらしへのお役立ちを実感することが、小さなやりがいの積み重ねになっています。そしてこの、現場でしか得られないやりがいは、今後のステップアップに向けた良い経験にもなっています。この経験を糧にして、まだ誰もやっていない新しい事業に挑戦したいです」。
Question
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今後行ってみたい地域、
やってみたい仕事は?就活の時から変わらず軸としている、グローバル規模での新規事業に携わりたいです。既存の住設建材商品に限らず、最近は特に素材系の新規事業に注目しています。環境や文化が根本から違う海外で住宅関連事業を進めるのはすごく難しい。だからこそ、挑戦する価値があると思っています。
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PHSの魅力を教えてください。
仕事の進め方が個人の裁量に委ねられていることが多く、型にはまらない働き方ができるため、自分次第でいくらでも面白い仕事を産み出すことができるのが、大きな魅力ではないでしょうか。また、「衣食住」の「住」を担う仕事なので、より人々の暮らしの根幹に関わることができるのも魅力です。「衣」と「食」がどれだけ充実していても、快適な「住」がなければ、誰かの「幸せの、チカラに」はなれないですからね。