よくあるご質問

社宅つうしん

vol.11 社宅入居中に伴うリスクと備えについて

(2021.12.22)

こんにちは!
今回の社宅つうしんは、「本当にあった社宅事故」を通して潜んでいるリスクと、
その対策についてご紹介いたします。
今一度、ご自身のリスク対策が万全であるか、再確認をお願いいたします。

本当にあった社宅事故 その①

「深夜のストーブ火災!!」

 戸建て社宅の2階から、深夜3時頃に火災事故が発生。
 原因は2階で使用していたストーブを倒したことに
 気づかなかったことによるもので、出火元の2階の部屋は窓枠が
 溶けるほどの火事となってしまいました。
 さらに消防の放水により、出火元の部屋だけでなく、
 2階の他の部屋や1階までも水漏れし、
 住めない状況となり、家財にも多大な損害を被りました。

 このような火災が発生すると、社宅入居者の方には
 以下の損害が発生します。

 ①「家主に対する損害賠償責任」
 ②「ご自身・ご家族の家財の損害」

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 今回のケースでは①については共済会が加入している「借家人賠償責任保険」の対象になりましたが、
 ②については補償の対象になりません。
 万が一に備え、「ご自身・ご家族の家財等への損害(後ほど説明)」の対策をお願いいたします。

本当にあった社宅事故 その②

「後で片付けようとしていた
     食器でまさかの漏水に!?」

 キッチンのシンクの蛇口を閉め忘れ、
 シンク内に置いていた食器で
 排水口が塞がれた状態となっていたため、
 シンクから水が溢れて、漏水事故が発生。
 この事故では、階下居室にまで漏水の影響が及びました。

 このような漏水が発生すると、社宅入居者の方には
 以下の損害が発生します。
 ①「家主に対する損害賠償責任」
 ②「階下・隣室への損害賠償責任」

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 今回のケースでは①については共済会が加入している「借家人賠償責任保険」の対象になりましたが、
 ②については補償の対象になりません。
 万が一に備え、「階下・隣室への損害賠償責任」の対策をお願いいたします。

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「社宅の設備や、ご自身・ご家族の家財の損害」への対策について

 社宅生活には、思いも寄らない出来事がつきものです。
 その出来事によりご自身が損害を被るケースを大きく2つに分けて紹介いたします。

①ご自身およびご家族の不注意により、社宅の設備に損害を与えるケース

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②外部要因により、家財に損害が生じるケース

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上記のような、ご自身の家財などの損害への対策はできておりますでしょうか?
「①ご自身およびご家族の不注意により、社宅の設備に損害を与えるケース」は、共済会で加入している
借家人賠償責任保険」の対象にはなりませんので、これを機に、対策についてご検討ください。

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 補償内容などの情報を、もっと詳しく知りたい方は、
 「みんなの部屋保険G4のページをご覧ください。
 ※ID「syataku」、パスワード「kakunin」を入力して閲覧ください。

<最後に>
ここまで説明させていただいた通り、社宅入居中には様々なリスクが潜んでおります。
また、損傷を放置していると、退去時の高額な補修費の個人負担に繋がる可能性がございますので、
もしも、居室や設備等を損傷させてしまった場合は、速やかに共済会までご連絡を
お願いいたします。

※ 参考:「 社宅つうしんvol.8~社宅退去時の補修費の考え方について~ 

この記事を通して、皆様の社宅生活が、より一層安心できるものになりましたら、幸いです。
今後とも、引き続き、パナソニック共済会をよろしくお願いいたします。

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                                       NS2021-058-002(2112)

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