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高齢者施設に入居する場合のお金事情~親の"もしも"に備える~

高齢者施設に入居する場合のお金事情~親の"もしも"に備える~

親の介護が必要になったとき、施設に入るとどれくらいのお金がかかるんだろう?
最近は入居も簡単じゃないって聞くし...具体的なイメージが全然つかないよね。

いざという時に慌てないためにも、
"高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)に入居するときのお金事情" を
今のうちに分かりやすく見ておきましょう!

 親のこれからの暮らしを考えるとき、「高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)」という選択肢を、もしもの備えとして知っておきたいという方は多いものです。まだ介護が必要ではなくても、いざという時には何から調べていいか分からないという声もよく聞きます。また、費用についても「思った以上に高いのでは?」「年金でまかなえるの?」といった不安を感じる方は少なくありません。 そこで今回は、そんな"もしもの時"に備えて、高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)のお金事情をやさしく整理していきます。

※本記事の情報は2026年1月時点のものです。価格は施設・居室タイプ・地域・前払方式の有無で変動します。必ず最新の公式情報でご確認ください。

*目次*
1. 高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)でかかる費用
2. 親が受給する年金だけで高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)に住めるのか?
3. 高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)に入居してからかかる想定外の費用
4. 住まいのこと、共済会へご相談ください!


1. 高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)でかかる費用

高齢者向け住まいの費用は、公的(特養・老健・介護医療院)と民間(有料老人ホーム・サ高住など)で、初期費用・月額費用の構造が大きく異なります。さらに、同じ"有料老人ホーム"でも「介護付き」「住宅型」で費用の仕組みが違います。本章では、一般的な相場を横並びで整理します。

(1)公的な施設(特別養護老人ホーム/介護老人保健施設/介護医療院)

施設の種類 初期費用 月額費用 備考
特別養護老人ホーム
(特養)
原則不要 10~15万円前後
(ユニット型個室か多床室かで差があります。)
要介護3以上で長期入居が前提です。
介護老人保健施設
(老健)
原則不要 8~14万円程度 在宅復帰に向けた中間施設で原則3~6か月の入居が前提です。
※在宅復帰が困難と判断された場合は、継続入居が可能。
介護医療院 原則不要 10万円台前半 医療+介護の長期療養が前提です。

※いずれも食費・居住費軽減(補足給付)や高額介護サービス費などの負担軽減制度を併用できる可能性があり、所得・資産条件で自己負担は下振れします。




(2)民間施設

民間施設は、介護サービスが包括でついている施設、外部サービスを利用する施設、自立して生活できる方向けの施設などがあります。

施設の種類 初期費用 月額費用 備考
介護付き有料老人
ホーム
平均385万円
(中央値30万円)
平均23.9万円
(中央値20.1万円)
介護サービスは包括されています。
住宅型有料老人
ホーム
平均71.3万円
(中央値5.7万円)
平均13.9万円
(中央値12.3万円)
必要に応じて、外部の介護サービスを契約します。
サービス付き高齢者向け住宅 平均25.6万円
(中央値10.8万円)
平均16.3万円
(中央値15.1万円)
介護併設型と、お元気な方向けの施設があります。


介護付き有料老人ホーム

24時間体制の介護を包括する民間施設で、介護保険の自己負担とは別に初期費用:0円~数千万円(前払方式の有無があります)、月額:概ね20~35万円台が目安となってきます。但し、都市部やハイグレードな施設はこれよりも大きく上振れします。前払(入居一時金)方式の場合は月額軽減と引き換えに想定居住期間・返還金規定がつくのがポイントです

     (参考)共済会の提携会社が提供する施設としては、以下のようなものがあります。
     *【東京・大阪】エイジフリー・ライフ(パナソニック エイジフリー)
     *【兵庫】伊丹ケアハートガーデン(ケアハートガーデン)
     *【東京・神奈川】グランクレール|介護住宅(東急イーライフデザイン)
     *【東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知・大阪・兵庫】ブランシエールケア(長谷工シニアウェルデザイン)

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住宅型有料老人ホーム

食事・掃除・洗濯などの生活支援サービスが付いた、主に要支援・要介護の高齢者向けの生活施設です。自立した生活が可能な方から要介護者まで広く入居可能です。介護サービスは外部(訪問介護等)を個別契約します。初期費用:0円~数千万円、月額:概ね12~30万円。自立~軽介護のうちはコスト効率が良い反面、要介護が進むと外部サービスの積み上がりで月額が膨らむケースもあるので注意が必要です。

     (参考)共済会の提携会社が提供する施設としては、以下のようなものがあります。
     *【東京・埼玉・神奈川・千葉・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫】ブランシエール(長谷工シニアウェルデザイン)

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サービス付き高齢者向け住宅(介護併設型)

安否確認・生活相談が付く賃貸住宅です。介護併設型は介護サービスが別契約となりますが、併設されている事業者にて介護サービスを利用でき、要介護期でも館内完結の安心が強いです。初期費用:敷金中心(数十万円程度)、月額:概ね15~25万円前後(家賃・共益費・生活支援費・食費等、介護費用は別途)。高齢者が安心して住める賃貸住宅に、必要な介護サービスを追加するイメージです。グループ会社のパナソニック エイジフリーが提供する「エイジフリーハウス」では、併設介護サービスご利用の場合、一般的なサ高住のサービスに加え、必要な介護サービスが定額で受けられるのがポイントです。

     (参考)共済会の提携会社が提供する施設としては、以下のようなものがあります。
     *【東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知・滋賀・京都・大阪・兵庫】エイジフリーハウス(パナソニック エイジフリー)
     *【東京・埼玉・神奈川・千葉・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫】ブランシエール(長谷工シニアウェルデザイン)

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サービス付き高齢者向け住宅(元気な方向け)

自立~要支援中心の施設です。介護が必要になった場合に転居・退居をしないといけないことが多いので、入居の際は将来介護が必要になったときのプランも想定しておくことが必要です。初期費用:敷金中心(数十万円程度)、家賃+共益費+生活支援費+(選択制の食費)が基本で、月額:概ね11~20万円台。外部介護サービスは必要に応じて契約できます。広めの住戸・都市立地・コミュニティなど、"暮らしの質"を重視するブランドも多く、家賃水準で幅が出ます。また、地域差も大きく、都市部では相場が高くなる傾向にあります。

     (参考)共済会の提携会社が提供する施設としては、以下のようなものがあります。
     *【東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知・京都・大阪・兵庫・奈良】グランドマスト(積水ハウス不動産東京)
     *【東京・神奈川】グランクレール|シニア住宅(東急イーライフデザイン)
     *【東京・埼玉・神奈川・千葉・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫】ブランシエール(長谷工シニアウェルデザイン)
     *【東京・神奈川・千葉・大阪】パークウェルステイト(三井不動産レジデンシャルウェルネス)

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家賃以外にも食費や生活支援サービスの費用がかかるね。
便利で快適な分、やっぱり月々の費用はそれなりに必要か...





2. 親が受給する年金だけで高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)に住めるのか?

"年金だけで払えるか"は、多くのご家族が最初に直面する問いです。結論は「施設種別×立地×介護度×前払の活用」で大きく変わります。本章では年金額の相場とかかる費用とのギャップを把握します。

(1)受給する年金額の一般的な金額・相場

ざっくりとした受給月額は、以下の通りです。実際は世帯の状況や加入・免除歴のほか、税・社会保険控除等で記載の金額とは大きく異なります。
• 単身・厚生年金:月14~17万円
• 単身・国民年金:月6~6.5万円台
• 夫婦(双方厚生):合算25~30万円前後(就労・加給で変動)

(2)平均寿命―健康寿命から考える

要介護期間の目安(平均寿命-健康寿命)として、平均寿命:男性81.09年、女性87.13年(2024年推計)、健康寿命:男性72.57年、女性75.45年(2022年)とすると、差は男性約8.5年、女性約11.7年で、日常生活に何らかの制限がある期間に対応する費用を想定する必要があります。全期間が高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)入居ではないにせよ、重介護ステージの2~5年程度は想定しておくと資金計画が安定します。

(3)プラスαの支出に備える

結論として、民間施設を選択する場合は受給する年金だけでまかなうのは難しいといえるでしょう。公的な施設では年金だけで月額費用を賄えるケースもあるかもしれませんが、公的な施設・民間施設問わず、年金プラスαの支出が発生する可能性は大いにあります。また、民間施設の場合は、まとまったお金があれば前払い方式を活用して月額費用の平準化を図ることも考えられます。前払い方式を利用する場合は、返還条項・初期償却率・想定居住期間をしっかり確認しましょう。

親の貯蓄で対応できるのか、子が少し援助する必要があるのか、元気なうちに資産状況などもしっかりと話し合い、把握しておくことがいざというときに困らないポイントです。


日頃のコミュニケーションをしっかりとって、
身体状況の変化や資産状況についても早めに把握できるといいですね!





3. 高齢者施設(介護・高齢者向け住宅)に入居してからかかる想定外の費用

「月額費用」は、家賃・管理・食費などの基本料金となります。入居後は医療系・介護追加・消耗品・嗜好品など、"月額外"の出費が増える場合があります。さらに、要介護度の進行や物価上昇で年次ベースの支出はブレます。本章では想定外になりやすい費目を整理します。

(1)医療・看護・リハビリ関連の自費増分

診療・薬代・往診費・選定療養は介護保険の適用外となります。そのため、自己負担(1~3割)も医療ケアなどが必要なほど積み上がります。定期の通院送迎費・時間外往診の出張料、急変時の救急搬送後の入院雑費も出やすいです。高額療養費制度で月額の医療自己負担上限は抑えられるため、介護(高額介護)との合算制度も視野に入れておく必要があります。看取り期は在宅酸素・吸引・褥瘡ケアの消耗材等で1~2万円/月の上振れも珍しくありません。

(2)介護"上乗せ"・選択サービス・日用品

オムツ・パッド等の介護用品、個別付き添い・夜間見守り強化・居室配膳など選択サービス費は施設の"基本月額"に含まれないことが多く、5千~数万円/月の変動要因となります。また、理美容・クリーニング・嗜好品・新聞・有料アクティビティも追加要素となりえますが、生活の質(QOL)に直結するものでもあるので、ここをゼロにしない前提で「雑費で数万円/月」を想定しておくと予算化しやすいです。

(3)物価上昇・介護報酬改定・負担割合の政策変更リスク

食材費や光熱費の高騰は食費・共益費に転嫁されやすく、年1回の改定で数千円単位の増額が起こり得ます。また介護報酬の改定・負担割合などは政策変更により大きく変動する要素となり得ます。政府の動向や発表などもウォッチしつつ、年1回費用の点検・予備費・残金などの確認ができれば安心です。

調べてみたら、パナソニック エイジフリーのサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス」が家の近くにあったし、まずは資料請求してみようかなぁ!

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4.住まいのこと、共済会へご相談ください!

介護・高齢者向け住宅のほか、家を買う・売る・借りる・リフォームする・引越するとき等に、資料請求や見学予約、見積依頼などする前にパナソニック共済会へお問い合わせくださいね。割引等の特典が受けられます。

住まいのご検討をされる際は、共済会「住まいinfo」でご確認をお願いいたします。

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