自己資金で家を買う・売る・借りる・リフォームする・引越する時に
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念願のマイホーム!できるだけ長く住みたいけど、家の寿命って何年くらいなのかな?
住宅には構造により耐用年数があり(法定耐用年数)、木造住宅で22年と定められています。
え!そんなに短いの?子どもたちに残そうと思っていたのに......。
これは減価償却の耐用年数で、一般的な家の寿命は木造で30年、鉄筋コンクリート造で30~50年と言われています。でも、適切な時期に行うメンテナンスやリフォームで、さらに長く、快適に住むことができるんですよ!
*目次*
1. 築年数別おすすめリフォームと費用相場
2. どうする?リフォーム費用
3. まとめ
高額な工事費がかかることもある住まいのリフォーム。できれば早い時期から先々の工事・メンテナンスの内容や費用を把握しておきたいところですよね。
リフォームを行う人のそもそもの動機は?国土交通省 住宅局が令和2年度中(令和2年4月~令和3年3月)に住み替え、建て替え、リフォームを行った約3,500世帯を対象としたアンケート調査の結果は以下の通りです。
「住宅がいたんだり汚れたりしていた(42.5%)」、「台所・浴室・給湯器などの設備が不十分だった(19.7%)」など、経年劣化や設備不良の対処が多い一方、「家を長もちさせるため(27.5%)」、「不満はなかったがよい住宅にしたかった(12.6%)」「家族や自分の老後に備えるため(10.0%)」「子供の成長に備えるため(5.7%)」など先を見据えたリフォームや、「介護のため(4.7%)」、「家族人数が変わったから(3.1%)」などライフスタイルの変化に応じてリフォームする人も。
では、それぞれのリフォームを行うベストのタイミングは? ここからは、新築で住宅を購入した場合を想定し、築10年目、20年目、30年目の節目ごとに、おすすめのリフォームと費用のめやすをご紹介します。中古物件で購入された方は「築年数=外壁・設備等の経過年数」と読み替えてください。
新築~10年目までに済ませておきたい、またおすすめしたい主なリフォーム内容を、屋外・屋内に分けて表にしてみました。費用はあくまでめやすで、材料や仕上のクオリティ、施工会社により大きく異なります。
※上記費用は、あくまでも目安です。諸条件により異なるため、詳細はリフォーム会社へご確認ください。
雨風の影響をダイレクトに受ける外壁や屋根、屋上、バルコニーなどは、劣化が進んでしまう前に早め、早めのメンテナンスを行うことが家の寿命を延ばし、将来的な出費の節約にもつながっていきます。塗料の剥がれやコケ、防水加工のひび割れなどの症状が出ていないか確認してみましょう。
シロアリ防除も住まいの耐震性や恒久性に大きく影響してくることから、5年ごとの防蟻処理をおすすめします。
畳・フローリングの汚れやへこみ、きしみ、また壁紙や天井のクロスの汚れや継ぎ目の剥がれは、些細なものであっても毎日目に触れる個所だけに気になるもの。精神衛生を含めたQOL(生活の質)にもかかわってきますので、気になるようなら思い切ってリフォームしましょう。
トイレの温水洗浄便座やキッチンのIH、食洗器、水道蛇口、バスルームのシャワー設備などの電気設備に不具合が出始めるのもこの時期。急な故障を未然に防ぐためもあり、この時期に買い替える人が多いです。
お子さまの成長や新たな家族の誕生、職種や働き方の変化など、この10年間はライフスタイルやライフサイクルが変化する時期でもあります。子供部屋やワーキングスペースの確保には、ロールスクリーンによる簡単な間仕切りから大がかりな居室のリフォームまでさまざまな方法がありますので、ご家族で話し合いながら家族みんなの理想の住まいに近づけていきましょう。
屋外のリフォームは、築10年目のところでご紹介した外回りの塗装や防水、シロアリ防除を引き続き行いましょう。以下は10年~20年目までにおすすめしたい屋内リフォームの一例です。
※上記費用は、あくまでも目安です。諸条件により異なるため、詳細はリフォーム会社へご確認ください。
築20年前後からは、新築時に設置したシステムキッチンやシステムバス、トイレ本体、洗面台など水回りの設備に不具合が生じることが多くなります。それぞれを取り換えるタイミングで、キッチンをアイランド型にする、トイレのドアを開閉式から引き戸に変えるなど、シニア時代に備えてスムーズな動線を確保するリフォームをする人も多いようです。同様に、トイレや浴室、キッチンなど毎日行き来する場所の段差を解消しておくと転倒による怪我の未然防止につながります。
この時期になると、お子さまの独立などで空き部屋ができるお宅も出てきます。そのため、客間として使っていた和室とリビングをつなげる、子供部屋をウォークインクローゼットや趣味の部屋にリフォームするなど、人生後半をより楽しく、快適に過ごすためのリフォームが人気です。
窓やサッシの建てつけや窓ガラスの補修を行うタイミングは築20~30年と言われていますが、最近では地震や台風など自然災害が頻発していることもあり、窓周りのリフォームを早めに行う方も増えています。早めのメンテナンスやリフォームは、断熱性はもちろん防犯の面でも有効です。
ここでは築20~30年目までに必要となってきそうなリフォームをご紹介します。建物の経年劣化やライフスタイルの大きな変化に合わせて屋外、屋内ともに大規模なリフォームが増えてくる時期です。
※上記費用は、あくまでも目安です。諸条件により異なるため、詳細はリフォーム会社へご確認ください。
安心・快適な住まいの要ともいえる外回りの外壁や屋根も、築30年前後から劣化が目立つことが多いです。場合によっては建て替えも視野に入れることになりますが、どちらを選ぶかは予算面だけでなく、この先の住みやすさや工事中の引っ越し先の確保など、あらゆる面から検討し、迷ったらリフォーム会社など専門家の判断も参考にしましょう。
親御さんやお子さま家族との同居に合わせて二世帯住宅へのリフォームを選択する人も少なくありません。2世帯住宅には2世帯の生活エリアを「1階・2階」や「左・右」で完全に分ける「完全分離タイプ」、玄関やリビングなど住宅の一部を共有する「部分共有タイプ」、寝室だけを分ける「完全共有タイプ」があり、タイプ別にリフォーム費用も異なります。
そのほか、居住人数の減少などにより部屋数を少なくシンプルに暮らしたいという希望をかなえるために、2階建てを平屋にするなどの「減築」もあります。他のリフォーム費用と合わせると1,000万円以上のコストがかかる場合も多いので、専門家を交えてじっくり検討することをおすすめします。
築20~30年は同居する親御さまのために、また自身のシニア時代に備えてリフォームを行う時期でもあります。トイレや洗面所を寝室の近くに設置したり、トイレや浴室に手すりを設置することで移動の際の転倒防止を図る、浴室や脱衣所に床暖房などの暖房設備を設置することでヒートショックを防ぐなど、あとあと「やっておいてよかった」と思えるリフォームのアイデアはたくさんあります。
また人生100年時代を迎え、最後まで生き生きと楽しく過ごしたいと思う方はとても多いと思います。空き部屋をシアタールームに改造して、遊びに来たお子さま家族と映画やホームビデオを楽しんだり、トレーニングルームを設置して体力づくりにいそしんだり。リフォームにより人生をさらに謳歌している方も多いのです。
築年数ごとのリフォーム個所が分かると、その時期、その時期の〝理想の住まい〟が想像できて楽しいね。そろそろメンテナンスや工事もしておこうかな?
どこを、どんなふうにリフォームしたいかが決まったら、次は依頼先へリフォーム内容や費用を相談しましょう。リフォーム資金については、次の目次で詳しくご説明しますね。
定期的なメンテナンスや修繕に備えてコツコツリフォーム貯金をしておこう!でも、急に大がかりリフォームが必要になったら、まとまったお金が必要になるのか...。
資金の関係で必要なリフォームを先送りすると、建物の傷みが激しくなり修繕費がますますかさんだり、住んでいる家族が怪我や事故に見舞われることも。リフォームローンなどを上手に利用して、折々のリフォームに備えましょう!
国土交通省 住宅局では「リフォーム資金」についても調査結果を発表しています。令和2年度中に住み替え、建て替え、リフォームを行った約3,500世帯を対象にしたアンケートでは、リフォーム資金は平均201万円。このうち自己資金は161万円で自己資金の比率は約80%。また自己資金の内訳は「預貯金・有価証券売却代金・退職金」がもっとも多いことがわかりました。一方、借入金の内訳では「民間金融機関」がもっとも多く、「住宅金融支援機構」などがこれに続きます。
このリフォーム資金は1回のリフォーム費用で、実際には数年~10数年おきにこの費用がかかってきます。戸建を30年間所有した場合、修繕費用の総額は500~800万円といわれ、この前提で毎月に必要な修繕費の積立金を計算すると、めやすは月に1~2万円ほどということになります。
リフォームローンとは、名前のとおり水回りの改修や設備の交換、外壁や屋根の塗り替えや補修、防水対策、バリアフリーリフォームなど、さまざまなリフォーム工事の際に利用できるローンのことです。
大切な住まいを守るために、先々のリフォームに備えて積み立てしておこうと思っても、日々の生活費やお子さんの教育費、車のローンなど、どうしても目先の必要経費を優先させてしまいがちです。自己資金のほかにリフォームローンなどを活用すると、余裕をもったリフォーム計画や資金計画が立てられます。
住宅ローンは住宅の購入や建築の際に利用できるローンですが、商品によってはリフォームにも利用できます。以下は、二つのローンのおもな違いを比較したものです。借入可能な金額や、あとあとの返済額に関わる金利など、さまざまな違いがありますので、リフォームの内容や必要な資金と照らし合わせて賢く利用しましょう。迷ったら金融機関やリフォームを依頼するリフォーム会社に相談すると、専門家の意見や提案を参考にできます。
リフォームローンは住宅ローンに比べて、借入時の年齢や収入、勤続年数などの審査条件が比較的ゆるく、必要書類も少ないことから最短で数日など審査期間も短めです。また、保証人や担保が不要な場合も多いので、住宅ローンに比べて気軽に借りられることが大きなメリットです。
住宅ローンと比べた場合の最大のデメリットは、借入限度額の低さです。金融機関や条件にもよりますが、一般的に1千万円程度、無担保で借りる場合はその半分ほどに下がる場合も。小規模・中規模リフォームならリフォームローン、1千万円を超えるような大規模リフォームならリフォームにも対応している住宅ローンなど、リフォーム内容に即して賢く使い分けましょう。
住宅ローンに比べて金利が高めで返済期間も短いため、毎月の返済額や総返済額が高額になりがちなのもデメリットのひとつ。ただ、金融機関によってはリフォーム内容や口座の利用状況で金利の優遇を受けられる可能性もあります。
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財形貯蓄を行っている方は、「財形住宅融資」をリフォームで利用する方法もあります。
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