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エレキギター、ドラム、などの楽器を演奏しながらコーラスもする若者のロックグループ。
長髪で奇抜な装いをし、音楽性よりも、ふんい気やかっこの良さを重視する傾向が強かった。
10代の女学生層に圧倒的な人気を持ち、観客の中には、熱狂して失神する者もいる。
民衆の間で歌われ、世界各地で聞かれる郷土色豊かな歌の総称。
1960年代からは反戦思想などの社会問題をテーマにした抗議の歌が中心となって、フォークブームの先駆けとなった。
現在では、社会的な姿勢よりもメロディーや歌詞の美しさ、おもしろさを求めようとするものも多くあり、学生層に広く歌われている。
シンナーなどの気体をポリエチレン袋に入れ、これを吸うことにより幻覚症状を楽しむ遊び。
トルエンを主成分とする芳香性の強いシンナーには、中枢神経まひを起こす作用があり、吸収すると酒を飲んだような状態になるところから、アメリカで流行し始め、1967年ごろから日本でも一部の青少年の間で流行している。
常用すると脳神経が冒され、目まい、吐き気などの中毒症状が現れて、死に至る場合もある。
ギリシャ語のサイケ(精神)と、英語のデリカシー(繊細、美味)を結んだ、サイケデリックの略。
LSD-25(リゼルグ酸ジエチルアミド)などの幻覚剤を飲んで生じる感覚体験をいう。
現在日本では、サイケといえば、サイケデリック・アートを指し、音楽、絵画、広告などに取り入れられている。
特に、これを絵画化した極彩色のポスターや服飾品は若者にうけている。
ロックのリズムに合わせて身体を激しく揺り動かして踊る野性的な踊り。
1965年ごろ、アメリカで流行し、日本にも波及した。
ゴーゴーダンス専門のゴーゴークラブもできて盛況で、特にティーンエイジャーに男女を問わず人気がある。
乞食然(こじきぜん)とした格好で、あてもなく芝生や深夜喫茶にたむろしている若者グループ。
既成の社会体制、モラルに対する反抗の一姿勢ともとられたが、1967年夏をピークに風俗化した存在となった。
蒸気によって発汗を促す蒸しぶろの一種。
1953年(昭和28年)東京・銀座に〈東京温泉〉が現れたのが最初。
最近では、個室形式になり、客ごとにショートパンツ姿の女性が付き、客の発汗後、身体を洗ったりマッサージをする。
しかし、ひそかにセックス処理の場として利用されていることから、風紀上の問題になっている。
日本の映画倫理規程委員会が未成年(18歳未満)の観覧に不適当であると指定した映画。
通常、残虐、エロ・グロ、性的刺激の強い作品を指す。
1970年には、洋画、邦画を合わせて695本が上映され、そのうち254本が成人映画に指定された。
※本ページの内容は、タイム・カプセルEXPO'70記録書(1975年3月発行)を引用して掲載しています。社名や組織名など現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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