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NAT設定
ネットワークモードでNATを選択すると、AIRRECT APからクライアントへIPの払い出しをすることが可能となります。
※本機能は無線クライアントおよびLAN2側への払い出し機能でありスイッチ側へのIP払い出しおよび管理はできません。
設定するIPアドレスがブロードキャストドメインと重複しないようにご注意ください。
※ブロードキャストドメインと重複している場合、クライアント端末は[169.254.xxx.xxx]のIPアドレスが割り当てられます。(リンクローカルアドレスと呼ばれ、通信できません)
(例)AIRRECT AP本体の固定IPアドレス:192.168.0.100/24を設定している場合のブロードキャストドメイン
→192.168.0.1/24~192.168.0.255/24
NAT-SSIDの仕組み
AP内部でIPアドレスが変換されるため、影響のない別のネットワークIPアドレスで構成できる仕組みになっております。
→これによりDHCPから割り当てられるIPアドレスは1つのみとなるため、IPアドレスの枯渇軽減に繋がります。
外部との通信はAP本体のIPアドレス(192.168.1.1)にて実行しています。
※ネットワーク帯が異なるためAPを経由せずに端末(PC)とSWで通信することはできません。