AIRRECT リリースノート 第1版 2023/10/23 Version 14.0.0 ◆対象機種 ・AIRRECT Cloud (PN91000) ・AIRRECT AP-6810 (PN91568) ・AIRRECT AP-6410 (PN91564) ◆機能追加/仕様変更 ・チャネル干渉空間でのクライアント同時通信を可能にする「Special Reuse(空間再利用)」機能を追加。 ・過去のレーダーヒット率を考慮したチャネル切り替えを行う「自動DFSチャネル候補リスト」機能を追加。 ・チャネル切り替え実施を時間指定することができる「自動チャネル選択予約」機能を追加。 ・SSIDの認証機能としてUPSK(Unique PSK)を追加。 ・キャプティブポータルの認証プラグイン方法に「SAML」、「Okta」、「OpenID Connect」を追加。 ・AIRRECT Cloudの設定情報の保存、復元、比較ができる「チェックポイント」機能を追加。 ・Web UI画面の視認性を向上。 ・フロアプランに接続先スイッチングハブ情報を表示する機能を追加。 ・ダッシュボードにアクセスポイントハードウェアステータスを統合表示できる画面を追加。 ・クライアントイベントログを統合表示する画面を追加。 ・クライアント/WIPSモニターに「クライアントエクスプローラー」を追加。 ・ゲストブック機能を効率的に利用できるように改善。 ・アクセスポイント/クライアントの認定情報を一括インポートする「デバイスインポート」機能を追加。 ・検索バーを使用したBSSID検索機能の追加と、アクセスポイント詳細画面に「BSSIDリスト」を追加。 ・NACクラスター設定におけるCoAリクエスト機能を追加。 ・ロールプロファイルにRADIUSダイナミックリダイレクト機能を追加。 ・カスタムされたロケーションフォルダを色付けして表示する機能を追加。 ・クライアント接続テストに結果パラメータを追加。 ・レポート機能に「WiFi無線」、「Wi-Fiクライアント」を追加。 ・ビーコンにアクセスポイント名を追加。 ・設定メニューの項目最適化。 ・パスワード設定時にセキュリティ強度を示すセキュリティチェックバーを追加。 ・クラウドから取得した「パケットトレース」、「デバックログ」のファイル名にアクセスポイントの名前を付加する機能を追加。 ・AI機能による根本原因分析において、ユーザーに「自動チャンネル選択」または「自動送信電力」をオンにすることを推奨する場合、これらの設定をロケーションのすべてのデバイスに対してオンにする必要があるか、デバイスごとにオンにする必要があるかを判別できるように改善。 ・バージョン情報ポップアップに、クラウドサーバーのURLが表示されるように改善。 ・自動チャネル変更、DFSによってチャネルが変更された際、変更前のチャネルがアクセスポイントのイベントログに表示されるように改善。 ・802.11k要求を受けてクライアントに送信する隣接するAP数をCLIから変更できるように改善。 ・全CPUコアにトラフィックを適切に分散させることにより、スループットが向上されるように改善。 ・アクセスポイントが送信するLLDPフレーム内のPower Via MDIを一部変更。 ・パスワードのセキュリティポリシーで必須とする文字列に「1つ以上の小文字」「1つ以上の数字」を追加。 ・フロアプランの表示オプションに「アクセスポイントと接続しているクライアント数」と「動作チャネル」を追加。 ・「無線通信設定」の5GHz帯において、チャネル幅初期値を「20/40/80MHz」から「20MHz/40MHz]へ変更。 ・WiFi Planning Toolサービスの提供中止に伴い、フロアマップのSPMアップロード機能を削除。 ・アクセスポイント詳細画面の「チャネル使用率」が正常に動作していないため、機能を一時削除。 ・レイヤ2トラフィックの傍受とフィルタリング(L2TIF)をサポートするスイッチングハブがないため、機能を削除。 ◆修正箇所 ・SSIDを8つ(上限)有効にしている状態で、配下の継承フォルダでSSIDをOFFにする操作を行っても無効化できない(継承フォルダをカスタマイズできない)問題を修正。 ・レポート機能でHTMLで生成されたレポートをオープンした後、数分後に稀にクラウド画面がタイムアウトする問題を修正。 ・L2トンネルプロファイルのセカンダリVLANがプライマリVLANとして表示される問題を修正。 ・非ルートノードのメッシュモードAPのリンク速度が正しく表示されない問題を修正。 ・SSID有効可能上限数に達した時のエラーメッセージが一部正しく表示されない問題を修正。 ・ゲストブックへ登録済ユーザと新規ユーザが混在するCSVをインポートすると確認メッセージの一部が正しく表示されない問題を修正。 ・ゲストブックに1800件以上のユーザー情報をインポートした際にエラーが出力される問題を修正。 ・キャプティブポータルのTwitterプラグインでTwitterサインイン画面にリダイレクトされない問題を修正。 ・L2トンネルプロファイルのVLAN IDが正しく表示されない問題を修正。 ・日本語の表示誤記を修正。 ・SSID一覧のテーブル表示モードの時にタイプフィルターが機能しない問題を修正。 ・キャプティブポータルのホスト承認プラグイン方式で承認メール本文及び[承認/拒否]クリック後の遷移先WEBサイトが文字化けする問題を修正。 ・クライアントモニターにて、周波数帯2.4GHzでIEEE802.11b、IEEE802.11nで接続しているクライアントの[Wi-Fi規格]が[IEEE802.11ac]と表示される問題を修正。 ・キャプティブポータルのメールアカウント設定でSMTP設定が使用できない問題を修正。 ・新しいクライアントがキャプティブポータル経由でRADIUS MAC認証を正常に完了しても、ダッシュボード上で認証失敗と表示されることがある問題を修正。 ・まれにモニター画面のアクセスポイントリストで、一部のVLANで誤ったサブネットマスクが表示される問題を修正。 ・クライアント接続テストで実動作より低いスループット値が表示される場合がある問題を修正。 ・RADIUSサーバーのFQDNの長さが200文字を超える場合、名前解決に失敗する問題を修正。 ・動的チャネル変更(DCS)によってチャネルの変更後、1時間以内は、ACSの選択間隔で設定した時間となっても動作しない問題を修正。 ・80+80 MHz動作モードでセカンダリ 80 MHzに高い干渉波があるとDCSが有効時でもデバイスはチャネルを変更しない問題を修正。 ・RADIUS認証を使用したキャプティブポータルにおいて、ロールプロファイル設定によってVLANが割り当てられたとき、このVLANがSSIDで設定されているVLANと異なるときにクライアントが切断される問題を修正。 ・クライアントイベントログにDHCP サーバーによって割り当てられたIPアドレスであることが表示されない問題を修正。 ・クライアントが接続されている SSIDがオフになっている場合、現在のクライアントアプリケーションの可視性データが失われる問題を修正。 ・クライアント接続試験で一部のテストが失敗すると、試験に成功している結果が表示されないことがある問題を修正。 ・特定のチャネルで開始されたパケットキャプチャ実行時、高レートのパケットの一部をキャプチャできない可能性がある問題を修正。 ・レーダー派の検出によるチャネル変更のイベントであっても、その前の定期的なACS(自動チャネル選択)のイベント内容を表示してしまう問題を修正。 ・セカンダリ80 MHzでレーダーを検出時、アクセスポイントはプライマリ80 MHzを変更し、同じセカンダリ80 MHzを維持することがある問題を修正。 ・月の最終日(UTC)にスケジュールされた月次定期レポートが、正しい日に配信されない問題を修正。 ・AIRRECT Cloud画面で無効化された アイコンの場合、ブロックカーソルが一部の場所で表示されない問題を修正。 ・IPv6のみのVLANにも関わらず、APのモニターでリンクローカルIPv4アドレスが表示される問題を修正。 ・クライアントイベントログにおいて、RADIUSサーバー変更のイベント時、RADIUSサーバのアドレスをFQDNで設定していたとしても、IPアドレスで記録されてしまう問題を修正。 ・アクセスポイントの詳細ページにクライアントの「データをフェッチしています...」が継続的に表示される問題を修正。 ・レポート機能において[イベントリ]>[WiFiアクセスポイント]のような、リアルタイムな状態を出力する種別のレポートにも「レポートデータ範囲」の選択項目がある問題を修正。 ・ネットワーク上で発生した大量のARPパケットをアクセスポイントが受信した場合、RAM容量を消費し、RAM容量不足によりデバイスが再起動する場合がある問題を修正(SSID設定のRF最適化において、プロキシARPを有効にすると回避可能)。 ・クライアント接続テスト実行後に多機能無線が機能しなくなることがある問題を修正。 ・アクセスポイントがWPA3セキュリティモードのIEEE802.11r Fast Transitionがサポートされていないにも関わらず、有効化の選択ができてしまう問題を修正。 ・RADIUS認証中にクライアントがアソシエーションを再開すると、IEEE802.1x認証がタイムアウトするまで、アクセスポイントがクライアントからのEAPOL START および EAP-IdentityResponseメッセージの受信を停止する問題を修正。 ・キャプティブポータルのURLのエンコードが日本語の文字をサポートしていない問題を修正。 ・「SSIDの設定をOWE移行モードにすると、WiFiポリシーに準拠しているにも関わらず「誤設定のアクセスポイント」として分類されてしまう問題を修正。 ・AIRRECT AP-6810(PN91568)において、制限モードで動作時に多目的アンテナのチェーンマスクが1x1に減少する問題を修正。 ・正常なクライアントのリトライ率が異常値を示す問題を修正。 ・組織言語を英語に設定した場合にライセンス同意ページが正しく表示されない問題を修正。 ・ネットワークプロファイルの設定を変更すると、設定済みのトンネルのエンドポイントへのパスMTUを検出できなくなる問題の修正。 ・iOSのバージョンが14以上の端末、およびAndroidの端末でクライアントOSを正しく検出できないことがある問題を修正。 ・Windows 11のクライアントが、モニター画面でWindows 10と表示される問題を修正。 ・WPA3セキュリティまたはIEEE802.11wのSSIDに接続されたクライアントで、PMKIDベースのローミングができない問題を修正。 ・自動チャンネル選択時に、隣接したAIRRECT APと同じチャネルに設定されてしまうことのある問題を修正。 ・WIPS認可ポリシーにてWPA3セキュリティを有効しても、アラートが「誤設定のSSID」と表示されてしまう問題を修正。 ・プロキシARPを有効にした時、クライアント間の通信ができなくなる問題を修正。 ・SSIDスケジュールによってSSIDが出力されていない時間帯はACS機能が動作しない問題を修正。 ・IPSecトンネルにおいて、セカンダリの公開鍵認証に失敗する問題を修正。 ・「無線通信」のRF使用率が実際の値と異なっている問題を修正。 ・x-forwarded-forヘッダーの処理の脆弱性問題を修正。 ・ロールプロファイル設定で特殊文字を使っている場合、イベントログにて文字化けが発生する問題の修正。 ・非アクティブなアクセスポイントにおいて、アクセスポイント個別のカスタマイズ設定ができない問題を修正。 ・RFエクスプローラのチャネル幅占有率チャートで、BSSIDのチャネル幅が正しく表示されないことがある問題を修正。 ・グローバルカウンターに表示されているクライアント数と、ドリルダウンをした際のクライアント数が一致しない場合がある問題を修正。 ・SSIDキャプティブポータル設定のRadiusプラグインで、セカンダリRadiusプロファイルの設定を保存することができない問題を修正。 ・自動チャネル選択時、非Wi-Fi端末からの干渉を考慮せずにチャネル選択をしてしまう問題を修正。 ・タグなしVLANでNAT設定されたSSIDで非ルートメッシュアクセスポイントに接続したクライアントがネットワークにアクセスできない問題を修正。 ・アクセスポイントが自身のトラフィックを干渉として検出し、DCSのチャネル変更がトリガーされる場合がある問題を修正。 ・AppleクライアントのRadius認証が時間がかかって失敗して再認証を行う動作を行った際に、Rxスタック問題により該当のクライアントとの接続ができなくなってしまうことがある問題を修正。 ・アクセスポイントがWIPSモードで動作しているときに、ステルスSSIDをブロードキャストする問題を修正。 ・CLIのshowコマンドで表示される近隣APのRSSI値が正しくない問題を修正。 ・ルートロケーションのアクセス権限がないユーザーがシングルクライアントルートコーズ機能を利用できない問題を修正。 ・サードパーティサーバーの追加・編集操作を行うと、アクティブ状態のCIPデバイスが数秒間非アクティブ表示になってしまう問題を修正。 ・ゲストSSIDプロファイルでFacebookプラグインを無効化して保存後、再度プロファイル編集画面へ遷移するとFacebookプラグインが有効化されている問題を修正。 ・TWT機能が正常に動作しない問題を修正。 ・稀に、無線フレームを処理するデバイスドライバ内でメモリ不正アクセスによりカーネルパニックが発生しAPが再起動することがある問題を修正。 ◆既知の問題 ・MACスプーフィグが誤検知する場合がある問題。 ・PoE給電しているアクセスポイントの電力源がDCと表示される問題。 ・CLIでDNS。 Suffix(dnsprefix4)にIPアドレスを設定できてしまう問題 ・CLIでdnsprefix4に8。.8.8.8が設定されているときIPアドレス設定できない問題 ・ランダムMAC機能を有効化しているユーザーの場合誤ったベンダー名を表示してしまう問題。 ・SSIDプロファイルのリダイレクト機能が動作しない問題。 ・「RADIUSサーバーが応答していません」アラートを通知しない場合がある問題。 ・アクセスポイント名前に半角スペースを入れた場合にパケットトレース機能とデバックログ取得機能が正常に行われない問題。 ・キャプティブポータルの外部RADIUSプラグイン使用時ログインタイムアウトポップアップに表示される時間が正しくない問題。 ・キャプティブポータルのログインタイムアウトポップアップでサインアウトをクリックすると表示される文言が文字化けしている問題。 ・SSIDプロファイルのアカウンティング停止遅延が保存できない問題。 ・SSIDプロファイルの「最小RSSIベースのアソシエーション」操作が監査ログに記録されない問題。 ・キャプティブポータルのLinkedInプラグイン使用時スプラッシュページ内の文言に誤りがある問題。 ・自動生成されたレポートメール内容が英語で記載される問題。 ・クライアント。/WIPSエクスプローラーでグラフをクリックできない場合がある問題 ・無線管理権限がないユーザーが無線管理画面を開くとエラー文が英語で表示される問題。 ・一部のレポート機能使用時ダウンロードしたファイル名にレポート名称が含まれない問題。 ・デバイスインポート機能で「。"」、「,」含むデバイス名が正しくインポートされない問題 ・Facebookプラグイン使用時、いいねボタンフィールドがホワイトアウトする問題。 ・LLDP機能が無効のスイッチに接続時、アクセスポイントが誤ったスイッチ情報をモニター画面で表示することがある問題。 ・DHCP遅延時間をDHCP。 DiscoverとDHCP Ackの時間差ではなく、DHCP RequestとDHCP Ackの時間差に基づいて計算されている問題 ・IPv4とIPv6のDHCPが有効な一部のクライアントにいおいて、IPv6のVLANしか存在しない場合、DHCPが失敗する問題。 ・アクセスポイントのパケットキャプチャで、「すべてのBSSID」を選択してキャプチャを行うと、設定されていない無線パケットもキャプチャを実行してしまう問題。 ・LAN2ポート経由でスイッチに接続されたアクセスポイントが、。[モニター]>[スイッチ]のアクセスポイントリストに表示されない問題 ・WAN遅延がIPv6。 クライアントのAIRRECT Cloudのモニターに表示されない問題 ・メッシュ機能でルートアクセスポイントから非ルートアクセスポイントにローミングが正常にできない場合がある問題。 ・同じ名前のアクセスポイントが複数存在する場合、ルートコーズアナリシスレポートで単一のアクセスポイントとして扱われる問題。 ・レポート機能において、数万件のクライアントが1か月程度の期間で生成されると、クライアント接続およびクライアントアプリケーションエクスペリエンスレポートの同時生成が失敗する場合がある問題。 ・メッシュトポロジ内の非ルートアクセスポイントと、非ルートアクセスポイントに関連付けられたクライアントがスイッチのアクセスポイント。/クライアントリストに表示されない問題 ・アクセスポイントがセカンダリインターフェースでのみ動作している場合、アクセスポイントのモニター表記でリンク速度が10Mbpsと正しく表示されない問題。 ・ゲストWi。-Fi機能のゲストブックにおいて、フィルターを2個以上利用できない問題 ・SSID編集画面から初めてゲストブックを参照したとき、「Loading。...」と表示され画面が切り替わらない場合がある問題 ・SAML設定でメタデータをアップロード後にSSIDを保存すると、メタデータのファイル名が「samlidp。.xml」と表示される問題 ・WIPS自動侵入防止機能により防御の対象となったAP名が太字(進行中の防御)にならない問題を修正。 ・WIPS自動侵入防止機能により防御の対象となったクライアントにマウスオーバーした時、「進行中の防御。
」と表示される問題 ・WIPSクライアントモニター画面からクライアント禁止リストへの追加ができない問題。 ・WIPSアクセスポイントモニター画面からモニターする端末の自動削除ができない問題(WIPSクライアントモニター等から設定可能)。 ・WIPSアクセスポイントモニター画面でフィルターを使用後、別画面に遷移するとフィルター条件を指定するセクションが消えてしまう問題。