1900年代初頭のフランスで、新しい表現を模索していたルオー、マティス、ドランなどの画家たち。激しい色彩を特徴とした彼らの作品が飾られた1905年のサロン・ドートンヌの批評に由来して、「フォーヴ(野獣)の画家」と称されたことはあまりに有名です。しかし、同じ時期に彼らが陶磁器制作に没頭していたことは日本ではほとんど知られていません。画家たちは画商ヴォラールの誘いもあって、パリ近郊にあるアンドレ・メテ(1871-1920)の工房に通います。色彩が釉薬に溶けて輝きを帯びる陶磁器の制作に魅せられた画家たちは、メテの用意する皿や壺に、大胆な表現と巧みなタッチによる絵付けを施します。その新しい装飾性と色彩の輝きは、批評家やコレクターを大いに魅了したのです。
本展は、およそ5年間に集中して制作されたルオーとフォーヴの画家による陶磁器を日本で初めて紹介します。特に実り多い陶磁器制作を行ったルオーと、画家たちの創作に重要な役割を果たしたメテに焦点を当てながら、陶磁器のほか、油彩、水彩、デッサンにより、20世紀初頭における絵画と装飾芸術の関係を探ります。フォーヴの陶磁器とメテの作品は、日本ではほとんど所蔵されておらず、フランスから約70点が初来日となる本展は貴重な機会となります。
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当日は、先生が準備した白い釉薬の掛かった素焼きの皿に絵付けいただきます。用意された型紙で模様を写し取りその線を絵筆でなぞるのも良いですし、自由に描いていただいても大丈夫。当日絵付けした作品は、後日、焼成して皆さまにお届けします。
※ 当日は、汚れてもよい服装でお越しください。
※ 小学校低学年のお子様には保護者の方が同伴ください。
・2015年3月2日(月)より受付開始
・受付時間 8:00〜22:00
・受付は先着順、定員になり次第締め切りとさせていただきます。
ハローダイヤル(03-5777-8600)からお申し込みください。
@イベント名A氏名B住所C電話番号を承るほか、簡単なアンケートにご協力いただきます。
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当館学芸員が展示内容を解説します(申込不要)