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パナソニック インパルス:試合結果(ゲームレポート)

ゲームレポート
2024.10.2
2024年9月29日(日)
VS エレコム神戸ファイニーズ

第2節
MKタクシーフィールドエキスポ(大阪府吹田市)

パナソニック
インパルス

エレコム
神戸ファイニーズ

27

-

10

7 1Q

3

10 2Q 7
7 3Q 0
3 4Q 0

エレコム神戸に逆転勝利
インパルス開幕三連勝を飾る

9月29日、MKタクシーフィールドエキスポで行われたX1SUPERリーグ戦第3節、パナソニックインパルスとエレコム神戸ファイニーズの一戦は27対10でインパルスが勝利した。

エレコム神戸は春の対戦で24対20と1ポゼッション差で辛うじて勝利した相手。今回も序盤は拮抗した展開が続いた。

エレコム神戸の最初の攻撃を3ダウン&アウトに仕留めたインパルスは自陣26ヤードから始まった最初の攻撃機会にQB#12荒木優也がWR#14ブレナン翼#18桑田理介にパスを立て続けに決めて前進。さらにRB#42立川玄明のランによるロングゲインでゴール前に迫り、ブレナンへの5ヤードTDパスで先制に成功した。

その後はエレコム神戸のパスとQBのランを食い止められずに苦戦した。第1Q終盤にはFGを奪われ、第2Q序盤にはTDを許し、7対10と追いかける展開になった。

しかし、インパルスの反撃は素早かった。相手が短く蹴ったキックオフをTE#6成田光希が戻して得た自陣42ヤードからの攻撃機会。TE#85Caleb Phillipsへの26ヤードのパスとRB#26藤本拓弥のランで立て続けにシリーズを更新して得点圏に迫り、短いパスを捕球した新人WR#82當間義昭がエンドゾーンまで走りきってTD。すぐに逆転に成功した。

さらに、エレコム神戸の攻撃に翻弄されていた守備もLB#4 Jaboree WilliamsやDL#0清水澪寿のQBサックで断ち切ることに成功。前半残り1分19秒、自陣32ヤードから始まった攻撃機会には、WR桑田への2度のパスとRB#19小泉誠実のランで敵陣に進行すると、ロングパスで相手のパス・インターフェアの反則を誘って前進。さらにRB立川のラン、桑田へのパスでゴール前に迫り、前半終了と同時にK#16佐伯眞太郎の22ヤードFGでドライブを締めくくった。

17対10の1ポゼッション差、緊迫した状況が続いていたが、第3Qの攻防が明暗を分けた。エレコム神戸はインパルスの後半最初の攻撃を抑えると、自陣19ヤードから12プレーを費やしてインパルス陣28ヤードに攻め込んだがFGを失敗。一方、ピンチを凌いだインパルスはQB荒木とWR桑田のホットラインによる2度のパス成功をあしがかりにゴール前に迫り、RB小泉のTDランで加点した。

第4Q序盤にFGの機会を失敗で逃したインパルスだが、守備はエレコム神戸に対してプレッシャーを浴びせた。LB#9小西憂とDL#92有村雄也が連続でQBサックを決めて得た残り3分57秒からの攻撃は、これまで負傷で欠場していた2年目RB#27岩月要が圧倒的なスピードを披露するなど、時間を消費しながらボールを持ち続けてK佐伯のFGにつなげた。

次節は10月12日、MKタクシーフィールドエキスポで、富士フイルム海老名Minerva AFCと対戦する。


試合後コメント

ヘッドコーチインタビュー 
ヘッドコーチ 高山直也

攻守共に我々の強みであるライン戦で勝負すること、第2節で課題だった遂行力の改善を目指して準備をしてきました。守備はズルズル前進されたケースがありましたが、1ヤードでも1インチでも前で止め続ける事を改善する必要があります。一方で、相手が積極的に仕掛けてくる事を想定して、フィールドの中での対応力をもっと上げていかねばと思っています。RB岩月はずっと負傷で出場できていませんでしたが、彼の爆発力は頼もしいので、これからが楽しみです。WR當間もレシーバーだけでなくキッキングでも活躍してくれています。今日のように活躍することで自信をつけてくれると思っています。チームとしてはもちろん、私自身もHCとして競った試合を勝ちきっていく経験することは大事だと思っています。次の富士フイルム海老名は初めて対戦する相手ですが、いいチームビルディングをされている印象があります。積極的に仕掛けてくると思うので、惑わされず、ベースの力の勝負に持ち込みたいと思っています。

 

選手インタビュー
LB#4 Jaboree Williams(ゲームMVP受賞)

ゲームMVPをいただけたことは嬉しいことですが、それ以上にチームが勝利できたことが何よりも嬉しいです。エレコム神戸のQBはとてもよく走るので、まずは内側に封じ込めること、突っ込みすぎないことを意識してプレーしていました。第1Qはロングドライブをされてしまいましたが、プレーを重ねるごとに対応をしていきました。QBサックはその結果でした。次の試合に向けてしっかりフィルム・スタディをして、ハードな守備を実現し、完封を目指します。

 

選手インタビュー
WR#82 當間 義昭

第2節では僕もミスがあったり攻撃全体としてもパスが決まらなかったり課題が多かったので、今まで以上に皆と話し合った濃い2週間を過ごすことができたと思います。TDをしたプレーは、コールが入った瞬間に「これはもしかしたらチャンスがあるな」と思っていたのですが、実際プレーが始まってフリーになっていたので、「投げてくれ」と思ってルートを走っていました。スピードは社会人でも通用するなと思っていますが、フィジカルな部分では差を感じているので、スピードを生かすためのフィジカルな強さをつけなければと思っています。攻撃は前の試合よりも出来はよかったと思いますが、まだ日本一を目指すという意味では足りていないので、次の2週間を前の2週間よりもいいものにして、次の試合を今日よりもいい試合にしたいです。

 

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