天気予報でおなじみの、「一時雨」や「時々雨」というコトバ。しょっちゅう聞いてはいるものの、“どんな雨なのか”については意外と知らない人も多いのでは?「一時雨」というのは、日中の12時間のうち、四分の一未満=3時間以内の時間に降り続く雨のこと。これに対して「時々雨」は、四分の一以上かつ二分の一未満=3時間以上6時間以内の雨が降る、ということなんです。つまり、「一時雨」より「時々雨」のほうが、雨にあう確率が高い!ということになります。この「一時」や「時々」は、晴れでも曇りでも雪の場合でも使い方は同じ。ちなみに晴れと曇りは、雲の量で区別されます。雲のない状態を「雲量0」、全天を雲がおおっているときを「雲量10」とし、雲量9以上が「曇り」となるそうです。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会