キャベツの薬効は?

身近な野菜であるキャベツには多くの栄養素が含まれており、食べる薬とも言われています。トンカツやフライの付け合わせでよく見かけますが、これはキャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)が胃の粘膜を保護し、胃もたれを和らげる働きがあるからと言われています。このビタミンUは胃腸薬として用いられており、胃酸分泌の抑制や胃腸の調子を整え、風邪の予防や疲労回復にも効果があるようです。また、美肌効果があるビタミンCの含有量が高いため、大きめの葉2枚半(200g強)程を食べる事で1日に必要なビタミンCを摂取できます。ビタミンCは水に溶けやすく、また熱に弱いため、調理の際はあまり水にさらさず、加熱時間を短めにする事で効率良く摂取出来るでしょう。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会