温泉は、長く入るほど良い?

温泉旅行に行くと、「温泉にできるだけ多く入ろう」と、到着後すぐ、食前・食後、就寝前、翌朝の起床後チェックアウトまでに…など、ここぞとばかりに入りたくなりますよね。入浴には、血行を促進して体内の疲労物質を取る効果があるのは事実。一方で、温泉の薬効成分による過剰刺激で自律神経が調子を崩す「湯あたり」のリスクも少なからずあります。また、泉質によっては、湯に長く浸かっていることで皮膚炎になることもあるため、まずは自分の体質や体調にあった温泉を選ぶことが大切です。近年では、厚生労働省が認定している温泉施設での、一週間をこえる温泉治療には、利用料と交通費が医療控除の対象になります。温泉選びをしっかり行い、活用してみるのもいいかもしれませんね。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会