ホワイトチョコはなぜ白いのか!?

チョコレートは、カカオ豆をローストしたこげ茶色のカカオマスが原料です。当然、できあがりも濃い茶色が一般的。それならホワイトチョコの原料はカカオじゃないのかというと、紛れもなくカカオなんです。ではなぜ白いのでしょう?カカオ豆をローストし、外皮を取り除いたものを精製すると、カカオマス(ココアの粉)とカカオバターに分かれます。ホワイトチョコは、この茶色のカカオマスを入れずに、カカオバター、砂糖、ミルクなどでつくるため、できあがりがミルクの白い色になるそうです。カカオマスには特有の苦味がありますが、ホワイトチョコにはそれが入っていないため、そのぶんの苦味はありません。甘くてやさしい味のチョコが好きな方におすすめです。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会