おみくじは、なぜ結ぶ?

今年は初詣の際に、おみくじは引かれましたか?「吉」や「凶」といった縁起の良し悪しを確認した後、結んで帰るのが一般的ですが、そもそもなぜおみくじを結ぶのか、みなさんご存知ですか?それは、1.悪い運気を境内にとどめてもらう、2.「結ぶ」という行為で神様と縁を「結ぶ」、3.利き手と反対の手で結び、困難なことを一つやりとげることで「凶が吉に転じる」という3つの理由からです。ちなみに、縁起の良い「吉」や「大吉」は、持ち帰る人も多いと思いますが、結んではいけないという決まりはありません。2の理由のように「結ぶ」行為は神様とご縁を「結ぶ」こと、お願いがしっかりと結ばれるようにとの気持ちを込めて結ぶのもよいとされています。もちろん持ち帰ってもいいのですが、おみくじにはお札やお守りと同じように、神々の魂が込められているとされているので、粗末に扱わず大事に保管しましょう。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会