「一富士、二鷹、三茄子」には続きがあった!?

おめでたい初夢として、「一富士 二鷹 三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」ということわざがあります。実は、一二三で終わりではなく、これには続きがあるのをご存知でしょうか?その続きが、「四扇 五煙草 六座頭(しせん ごたばこ ろくざとう)」というもの。諸説ありますが、まず「一富士 二鷹 三茄子」が縁起がいいとされる理由の一つに「高いものづくし」という説があり、標高の高い富士山、愛鷹(足高)山と、江戸時代に値段の高かった茄子を組み合わせているのだとか。「一富士 二鷹 三茄子」と「四扇 五煙草 六座頭」はそれぞれ対応しており、富士と扇は末広がりで子孫や商売などの繁栄を、鷹と煙草の煙は上昇するので運気上昇を、茄子と座頭は毛がない=「怪我ない」で家内安全を願うとも言われています。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会