どこのご家庭にもあるティッシュペーパー。そんな、暮らしの必需品であるティッシュペーパーが生まれたのは、第一次世界大戦中のアメリカ。もともとは脱脂綿の代用品として開発され、ガスマスクのフィルターとして使用される軍事用品だったのです。戦後、需要が激減し、困ったメーカーがメイク落とし用として発売したことで一般に普及。そうして日本で箱入りティッシュが発売されたのは、1964年のこと。軍事用品としての名残なのか、ティッシュを2354枚重ねると、5メートルの距離から発射された45口径の拳銃弾を止めることができるんだとか。一枚は薄くても、まとめるとものすごい強度を発揮する、ティッシュペーパーの雑学でした。

参考書籍:雑学大全 東京雑学研究会