テンションアップで仕事が断然速くなる

やる気が出ない時、何度時計を見ても時間が進まず、たった10分がまるで1時間や2時間に感じた経験はありませんか?逆に、休みの日や好きなことをしている時はあっという間に時間が過ぎていきますよね。このようにその時の「心理状態」によって脳は時間の感じ方・処理の仕方が大きく変わります。あっという間に感じた時ほど多くの作業をこなしていることが多いですが、「気が重い」など気分が落ちている時は脳の処理も落ちてしまい、大して作業が進まない状態に陥りがちです。そのため、気分や心理状態を良くして時間を有効に使うことが大切です。例えばスポーツ選手が練習や試合の時に好きな曲を流してテンションを上げる方法がありますが、これは「サイキングアップ」という心理術の一つです。この心理術には他にも、深呼吸をする・運動をする・お気に入りの香りを嗅ぐ・刺激のあるものを食べるなどがあります。気分が上がれば脳も刺激され処理速度アップが期待できます。たくさんの仕事をこなすにはいかに自分自身の気分を高めることができるかがポイントです。

参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術