人は自分の内側からくる「~したい」という欲求には何としてでも行動しようとするのですが(内発的動機)、その逆に他者に強制されたこと(外発的動機)にはなかなかやる気を起こしづらい性質にあり、このことは仕事や勉強へのやる気・モチベーションを高めるためには大変重要となります。高いモチベーションを保つには、まず目標設定の段階から自分の心の内側に目を向ける必要があり、「何がやりたいのか」「将来的にどうなりたいか」と心の内側に目を向ける習慣をつけることが大切です。これは部下への指導も同様で、一方的に「~しなさい」と強制したり指示をするのではなく、どうしたいのか心の内側に寄り添うことも重要です。望んだことが達成できた時には高い満足感が得られ、次のモチベーションにも繋がりやすくなるため、小さなことでも目標設定をすることがおすすめです。
参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術