2:1の法則で直して欲しいところを伝える!

皆さんは職場や家族など身近な人の言葉遣いや行動などに対して「直して欲しいな」と感じた時はどうしていますか?出来れば険悪な空気にならずに上手く伝えられると良いですよね。そこでオススメなのが「2:1の法則」です。これは相手に直して欲しいところがある場合、まずは相手の良い部分を「2つ」褒めてから、その後に直して欲しい部分について「1つ」言う方法です。例えば、部下に対して言葉遣いを直して欲しい時に「○○さん、言葉遣いに気をつけるように!」や、「言葉遣いに問題があるので直すように!」と急に欠点を指摘されると人は反発心が生まれ、聞く耳を持てなくなってしまう傾向にあります。また、どうしても自分が全否定されたような気持ちになってしまい、必要以上に落ち込んでしまう場合もあります。そうならないためにも、「○○さん、気配りも出来るようになっているし、営業成績も上がって頑張っていますね。後は言葉遣いに気を付けるようにすると、さらに良くなりそうですね。」など、最初に相手の良い部分を褒めつつ、直して欲しい部分を伝える方法がオススメです。

参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術