見た目で印象が決まってしまう!?人相心理学から見た好印象術

「人を見かけで判断してはいけない」こう教えられてきた人がほとんどだと思います。実際、初対面では良い印象を持てなかった人でも、直接話してみたら印象と違った…そんなことも少なくありません。人を見かけだけで判断するのは良くありませんが、外見や見た目で判断してしまったり、判断されていると感じられる場面が多くあるのも事実です。私たちは基本的に目や耳など五感を使って情報を見聞きし、判断していますが、日常生活で視覚が使われる割合は60%・聴覚20%・触覚15%・臭覚3%・味覚2%というデータがあります。研究によって多少の数字の差がありますが、人間が視覚に大きく頼って生活していることは確かです。特に初対面の場合、相手の匂いを嗅いだり、身体に触れることはまずありませんから、相手がどんな人か判断するために視覚に頼るのはやむを得ません。見た目がその人の性格を表すというのは心理学的に一理あり、印象を左右するのは、その表情です。不機嫌な人は大抵眉間にシワが寄り、口角が下がっていることが多いのです。それが日常的になるとシワが跡になり、不機嫌な表情が形状記憶されてしまいます。日頃からどんな表情をしているかということも大切になってくるので、出来るだけ笑顔で過ごしていきたいものですね。

参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術