相手の本音を聞き出す質問の技術とは!?

会議で提案した企画など、部下や上司がどう思っているのか本音を聞き出したい時はありませんか?例えば自分が企画したことに対して率直な意見・本音を聞きたい時、相手にどう質問したら本音が聞き出せると思いますか?「この企画良いと思う?」「まずかったら遠慮しないで言ってね」「率直な意見を言って欲しいんだけど…」といった質問を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。決して悪くはありませんが、この聞き方は相手が気を遣うタイプだと本音が聞き出しづらくなります。「良いと思う?」という聞き方ですが、これは「クローズド・クエスチョン」と言って、イエス・ノーで答えられる質問の方法です。特に相手が上司の場合は、本音はどうであれ「良いと思います」と言ってしまう人も多いのではないでしょうか。次に「まずかったら遠慮しないで言ってね」という質問ですが、こちらは「否定質問」と言い、まずかった時に発言するように求められているので、答えにくくさせてしまいます。ではどう質問したら良いのか。それは「オープン・クエスチョン」「肯定質問」です。この方法を使って質問をする場合は「会議で提案した企画、他の部署の人たちにもアピールするにはどうしたらいいかな?」というように聞くと相手が思っていることを聞き出せる確率が高まります。

参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術