注意やダメ出しをしたら、ひどく落ち込まれたり、パワハラだと言われないよう言葉を選ぶことが多くなり、注意することに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか?そこで「肯定表現」と「否定表現」というものを知っておくと便利です。例えば次の言い方を比べてください。①「君の企画書はオリジナリティがないんだよな」②「君の企画書はオリジナリティが入ると良くなるね」どちらも企画書を改善して欲しいと伝えていますが、①はオリジナリティがないと否定しています。これを否定表現と言い、②のように否定せず、オリジナリティを入れたらどうだろう?と、アドバイスとして肯定的な言葉に言い換えることを肯定表現と言います。どちらが印象が良いかは一目瞭然ですね。このように言い方ひとつで受け取り側の印象が大きく変わり、モチベーションに繋がる可能性が高くなります。ダメ出しをする時に限らず、日頃から出来るだけ肯定的な言葉で話すことを意識して、「言い方上手」を目指してみましょう。
参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術